カルピオーネって皆さん聞いたことありますか。
簡単に言うと日本の南蛮漬けのイメージです。
またの名をエスカブリッシュと言ったりしますがどちらも対して差はないです。
一般的には小魚を利用して作ることが多いのですが、今回はこのさっぱりとした前菜を白ワインを使って美味しく仕上げていきます。
日本人には馴染みのある味わいですし、簡単に作ることができます。
是非参考にしてください。
目次
イワシのカルピオーネ
まずは定番のイワシを使ったカルピオーネです。
食材も簡単に手にはいるものばかりですし作りやすいです。
○材料
イワシ 6尾、にんにく 3片、玉ねぎ 1/2個、人参 1/2個、セロリ 1/2本、ケッパー 適量、鷹の爪 1本、強力粉 適量、オリーブオイル 適量、ローリエ 1枚、白ワイン 適量、白ワインビネガー 100cc、砂糖 適量、塩 適量
○作り方
1.まずは、イワシを三枚におろし、水気をふいて、強力粉をはたいておきましょう。
2.フライパンにオリーブオイルに潰したにんにくと鷹の爪を入れて、弱火にかけて香りを移していきます。その間、野菜類を千切りにしておきましょう。
3.にんにくに色がついてきたら野菜を入れて炒めましょう。
4.全体がしんなりしたら、白ワイン、ビネガー、砂糖、ケッパーを入れて一煮立ちさせます。
4.フライパンでオリーブオイルを多めに入れ温め、イワシを揚げていきます。この時弱火でじっくりと火を通すことがポイントです。
5.バットに野菜、イワシ、野菜の順番に乗せ、ラップをして一晩冷蔵庫で寝かせます。
6.翌日お皿に盛り付け、塩で味を整え完成です。
さっぱりで夏場には酸味の効いた美味しい前菜です。
お酒のお供に是非。
エビのカルピオーネ
魚介類はカルピオーネの材料には使いやすい分、アレンジが非常にききます。
ここでも白ワインが大活躍です。
○材料
ソフトシェル海老 6尾、セモリナ粉 適量、サラダ油 適量、オリーブオイル 大さじ2、にんにく 1片、玉ねぎ 1個、塩 適量、レーズン 20g、松の実 10g、白ワイン 50ml、白ワインビネガー 100ml、水100ml、砂糖40g
○作り方
1.松の実をかるくローストします。
2.ソフトシェル海老にセモリナ粉をつけて、サラダ油でカリッと揚げます。
3.フライパンにオリーブオイルとスライスしたにんにくを入れて弱火にかけ、香りを出していきます。
4.玉ねぎを入れ、しんなりするまで炒めます。
5.レーズン、松の実、白ワイン、白ワインビネガー、砂糖、水を加え、余分な水分を飛ばします。
6.海老を加えて崩れないように混ぜ合わせ、塩で味を整え、器に盛りつけ完成です。
工程はほぼ変わりませんが、海老も大変相性良く召し上がることができます。
酸っぱいのが苦手でなければお子様でも大丈夫ですよ。
黒豚のカルピオーネ
最後はお肉のカルピオーネです。
これもかなりいい感じで作れちゃいます。
豚の甘みは酸味との相性抜群なんですよ。
○材料
豚肉肩ロース200g、小麦粉 適量、塩 適量、胡椒 適量、白ワイン 適量、トマトケチャップ 大さじ1、バルサミコ 大さじ4、醤油 大さじ2、はちみつ 大さじ1、老酒 大さじ1、オイスターソース 適量、しょうが 小さじ1、レモン汁 適量、オリーブオイル 大さじ1
○作り方
1.まずは、豚肉を用意します。自身の食べやすい大きさにカットしましょう。
2.塩、胡椒をふり、馴染ませたところに白ワインをふりかけます。しばらくしてから小麦粉をまんべんなくつけていきます。
3.小麦粉が落ち着くまでの間にソースの材料を作っていきます。トマトケチャップ、バルサミコ、醤油、はちみつ、老酒、オイスターソース、しょうが、レモン汁、オリーブオイルを全て混ぜていきます。
4.サラダ油を火にかけ170度くらいにしましょう。豚肉を揚げていきます。揚がったものから油をきって、先ほどのソースに漬け込みます。
5.一晩冷蔵庫に寝かして、翌日お皿に盛り付けて完成です。
お肉でも全然ありです。
要は南蛮漬けなのでイメージとしては和食のイメージで作っていただくといいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
白ワインを使ったさっぱりとした前菜の代表格です。
アレンジもできますし、比較的冷菜としてお召し上がりいただくことも多いのですが、あったかくてもいいですよ。
是非色々お試しくださいね。