ワインソムリエ資格.net

ワインの種類ソムリエ試験検定や資格スクール通信教育通信講座の評判口コミ人気比較ランキングなど

ワインを国や産地で選ぶ時に注意すること!世界のワイン生産国

ワインを選ぶ際に、何を基準に選べば良いのか、どうしても初心者の方は悩んでしまうはずです。そこで、ワインを選ぶ際に注意することをご紹介します。

目次

「ボルドー(フランス)」、「ブルゴーニュ(フランス)」

・「ボルドー(フランス)」

ボルドーとは、ジロンド県全域にわたる地域で「ボルドー」と名乗ることができます。この地域は、世界的に最も有名なワインの産地になります。ここで造られる赤ワインは、クラレット、クレレと呼ばれます。白ワインについても、ソーテルヌワインなどが品質の高さで知られています。ボルドー産の赤ワインに使用されるのは、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン・メルローなどの品種が中心です。適度な酸味と甘みが溶け合い、繊細な味わいが特徴的です。

・「ブルゴーニュ(フランス)」

ワインの産地名であるブルゴーニュは、8つの地区から成っています。ブルゴーニュは、フランス南西部のボルドーとともに賞されます。世界で最も有名なワインの産地の一つです。

「ピエモンテ(イタリア)」、「トスカーナ(イタリア)」

・「ピエモンテ(イタリア)」

ピエモンテは、トスカーナと並ぶイタリア屈指の高級ワインの産地です。イタリアワインの王様と称される「バローロ」を筆頭に素晴らしいワインが多く作られています。イタリアの北西に位置する州で北はアルプス山脈のスイス国境、西はフランスに接しています。イタリアの中では厳しい気候であり、冬は雪が多く、夏は乾燥しています。

・「トスカーナ(イタリア)」

トスカーナは、ピエモンテと同様にイタリアで最も高品質なワインを生産する州です。トスカーナで1番、人気なのは、キャンティです。辛口の赤ワインが人気です。

「スペイン」

スペインは、ぶどう栽培に適した土壌に恵まれています。地域によって気候は異なりますが、頭部と南部が地中海性気候、中央部が大陸性気候、北西部と北部が西岸海洋性気候です。スペイン固有のぶどう品種は豊富にあります。しかし、ワインに使用されるのは20種類です。この種類の中には、黒ぶどうのテンプラニーリョ種、ガルナッチャ種、白ぶどうのアルバリーニョ種、アイレン種、マカベオ種、パロミノ種などがあります。生産比率は、赤ワイン35%、白ワイン31%、ロゼワイン15%、残り酒精強化ワインや工業用蒸留用ワインなどが存在します。

まとめ

いかがでしたか?

ワインの産地を学ぶことで、その土地ならではの魅力的なワインにつながります。自分好みのワインを見つけるキッカケになるのではないでしょうか。

明治時代の文明開化の足音とともに日本にも入ってきたワインの文化ですが当時の日本国民の舌には合わず、食卓に並ぶことはありませんでした。
戦後になってもその流れはなかなか変えることが出来ませんでしたが、1960年代半ばから日本でもワインが普及し始め、それとともに生産も盛んに、
初の国内ワイン発祥を遂げた山梨県を中心に国内産ワインも世界で30番ほどになるなど成長を遂げ、今では家にワインセラーを置く人がいるほど、ワインは私たちの身近な飲み物となりました。
しかし目線を国外に向けてみると世界各国さまざまな国がワインを名産品としています。
ワインは非常に繊細な飲み物です。
気候はもちろんですが、原材料のブドウを栽培する際の土壌の栄養分などその土地でしか出来ないワインが完成形を確立してきました。

世界のワイン生産国

ワインには原料のブドウが欠かせず、ブドウの栽培が出来ない地域はワインの生産も自動的に不可能ということになります。
ブドウの栽培可能な地域、気候として定義上考えられているのは年間平均気温10~20℃、北半球であれば北緯30~50度の地域、
南半球であれば南緯20~40度の地域、といわれています。
この地域に属する国々のなかで60カ国からワインが約2800万キロリットル生産されています。
生産主要国とされているのは、「ワインの王様」「ワインの女王様」などのあだ名をつけられるほどの生産地を持つフランスや、生産量NO.1のイタリア、
その他スペインやポルトガル、ドイツやオーストラリア、アメリカにアルゼンチンなどが有名です。

各国のワインの特徴

ワインは先ほども言ったとおり繊細な飲み物です。
それはワインは「生きている」という表現を使われるほど。
ですから外部の影響をとことん受けやすいというのも特徴です。
フランスは量や質でも歴史上の古さも世界有数、生産地の有名度やフランス産ワインのファンの多さなどからもわかるように人気の生産国です。
土壌が豊富な栄養素を含んでいる地域が多く、原料のブドウの生産種類が多く単独種のワインから複数種を混ぜた混合種のワインまで様々です。
また、赤・白・ロゼなどのスティル・ワインのほかにシャンパーニュ地方で生産されているスパークリングワインのシャンパンなども有名です。
世界NO.1を誇る生産量のイタリア産は、スティル・ワインやスパークリングワインはもちろんながら、各地の特徴を生かした特殊なワインたちが生産されています。
特にフレーバートワインと呼ばれる、ワインに蜂蜜や果実、香辛料などを混ぜたワインはイタリアが主流となっています。

Return Top