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鮭のバターソテー
赤ワイン、白ワイン、ロゼワインなどなど、とにかく絶対にワインに合わせられる食材があるとすればバターではないでしょうか。
とにかく、何か食材をバターで仕上げればワインと強く反発し合うことは無く、安定したマリアージュを楽しむことができそうです。
とはいえ、バターを作った凝った料理を日常的にご自宅で作るとなるとなかなか億劫になってしまうもの。
ここでおすすめなのが、鮭です。鮭はスーパーでも手軽に手に入れられる食材ですし、週に一度は必ず食べているというご家庭もあるかもしれません。
手軽な食材でありながらとても美味しいですし、バターとの相性も抜群。これはもう、使わない手はありません。
と、いうことで今回はそんな鮭のバターソテーのレシピを紹介していきます。もちろん、この料理にバッチリ合わせられるワインもご紹介いたします。
鮭のバターソテーの2人分の材料
鮭はあっさりとした淡泊な魚です。とはいえ、独特の旨味と甘みも持ち合わせているので、調味料を上手に使えば美味しさをより深く濃厚なものに仕上げることができます。
ここでのポイントとしては、塩を振っていない鮭を使うところです。塩シャケも良いのですが少し塩分が高くなってしまいます。
すっきりとした味わいにコクのあるバターを乗せる、という感覚で作っていきましょう。
鮭(塩を振っていないもの) 2切
えのきたけ 1袋
ニンニク 3片
レモン 適量
バジル 適量
塩こしょう 適量
バター 適量
しょうゆ 適量
白ワイン 大さじ3杯
鮭のバターソテーの作り方
塩を振っていない鮭ですので、先ずは軽く塩こしょうを振って全体に馴染ませていきます。元々塩が振っている鮭は味までしっかりと塩味があるので、ここでは敢えて表面だけに振ります。
えのきたけは根元をしっかりと切り落として洗い、ざっくりと手で取り分けていきましょう。ニンニクは3センチ程度の厚みで切ります。フライパンにバターを入れて弱火で溶かします。
強火でも何ら問題は無いのですが、バターが先に焦げてしまうと余計にバターを入れることとなるので、弱火で液体に戻す感覚でバターを溶かして行くと良いでしょう。バターがほど良く溶けたところを見計らって、鮭を入れてえのきたけも混ぜ合せていきます。
上下させながら、じっくりとバターを鮭とえのきたけにまぶしながら焼いていきましょう。5分程度焼いて、鮭の身にしっかりと火が通ったことを確認して先に皿に盛ります。
フライパンに残ったエキスは取っておいて、そこに白ワインを入れて煮立ててアルコールを飛ばします。そして醤油で風味づけをして、火を止めたら余熱でバターを溶かし、鮭にかけます。バジルを適量上からかければ完成です。
この料理に合うワインとは?
バターを使った料理であれば、多くのワインとの相性は間違いありません。しいて言うならば、ニューワールド系の果実味の強い軽めのメルローやブルゴーニュ地方のコートドニュイ地方の白ワインがおすすめです。
バターの濃厚さをサッパリ爽やかに受け止めるのか、バター風味の白ワインでより濃厚にしていくのか。
その時の気分や他のお料理に合わせてワインも変えて行くと、より美味しく、楽しくマリアージュを楽しむことができるのではないでしょうか。
まとめ
鮭は日本人にとって特別な食材ですが、世界中でも愛される食材でもあります。バターをはじめとした、さまざまな調味料と相性が良いので色々と挑戦してみてください。
バターの味わいと合うということで、ブルゴーニュのワインを紹介しました。とはいえ、コートドニュイの白ワインは樽をとりますので、バターとかナッツの香りもします。さらに、やや熟成期間が長めのワインであれば、それがより一層際立ちます。
こういったバターやクリーム系の食事には合わせやすいので良いでしょう。
パーティーシーンなどでもとても使いやすいですし、そのままでも力があるので喜ばれます。
鮭の料理はワインにも合いやすく、食卓が今以上に華やかになること間違いありませんよ。