ワインソムリエ資格.net

ワインの種類ソムリエ試験検定や資格スクール通信教育通信講座の評判口コミ人気比較ランキングなど

世界のワイン12選!ワインの選び方!ブルーチーズと相性のいいワインとは?

ワインの種類について知りましょう。ワイン選びが楽しくなるはずです。

選び方

フランス、イタリア、ドイツ、アメリカ、ポルトガル、オーストラリア、日本など世界のワインの種類・特徴等をご説明します。

目次

フランスのワイン

フランスのワインの生産量は、第2位です。

世界のワインの中でも、とくに優れたワインを生み出しています。フランスのワインは、繊細で複雑な味わいです。

シュナン・ブラン

ボルドーのワイン

食事

フランスの女王とも呼ばれる「ボルドーワイン」

渋味が強くあり、熟成させるほど旨味が増します。熟成したボルドーワインは落ち着いた味わいになります。

ボルドーワインの最大の特徴は、数種類の品種をブレンドしていることです。

複雑で風味豊かな味わいを楽しむことができます。

ボルドーワインといえば、赤ワインです。ボルドー地方の8割ほどを赤ワインが占めています。

赤ワインに使用が認められている品種:カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、マルベック、プティ・ヴェルド、メルロー

シャンパーニュのワイン

シャンパーニュは、スパークリングワインの中でも特別な存在です。シャンパーニュ地方で造られたワインのみ「シャンパーニュ」と名乗ることができます。

シャンパーニュと名乗れる条件は下記の3点です。

・シャンパーニュ地方で造られたスパークリングワインであること

・ブドウは、3品種(シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ)を使用していること

・11%以上のアルコール度数があること

シャルドネだけを使ったスパークリングワインを「ブラン・ブラン」、シャルドネ以外の黒ブドウで造られたスパークリングワインを「ブランド・ノワール」と言います。

イタリアのワイン

イタリアのワインは、比較的安価で、味も優れています。

生産量は世界一位です。イタリアの高級ワインを除き、フランスワインの品質を超えることは少ないです。イタリアワインの格付けで一番良いのは、「DOCG」と呼ばれます。

イタリアワインの特徴は、メリハリがあって、太陽の光を感じるような元気になれることです。明るさを感じるワインで、カジュアルなイメージがあります。

トスカーナのワイン

トスカーナ地方で有名なワインは、「キャンティ」です。1994年にDOCGの認定を受けています。ピュアで安らぎのあるような味わいが特徴です。

他にも、「キャンティ・クラシコ」、「ボルゲリ」、「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」などがあります。

ピエモンテのワイン

イタリアで最高のワインとも言われる「バローロ」や「バルバレスコ」、「アスティ」などがあります。

寒暖差が激しく、内陸性の気候であるため、凝縮性のあるブドウを造ることができることが、ワインの品質を上げる要因です。

・バローロ…高級な赤ワイン。38ヶ月以上の熟成が必要
・バルバレスコ…ネッビオーロから造られる赤ワイン。繊細な優しい味わいが特徴
・アスティ…甘口の微発砲白ワイン。マスカットの芳香が特徴

ドイツのワイン

食事

ドイツは白ワインが有名です。爽やかなワインで、甘口なので飲みやすいです。

日本のワインブームのきっかけでもあります。

ドイツワインの香りの特徴は、アロマティック。酸味があり、糖度が高いものほど高級なワインとなります。

主なドイツワイン
・トロッケンベーレンアウスレーゼ…長期保存が可能。トロピカルな甘口が特徴です。ドイツワインのトップに立つデザートワイン。
・アイスヴァイン…11月に収穫したブドウを使用します。ブドウの樹が凍りつき、ブドウは完全には凍っていない部分を使うため、手の凝ったワイン。

スペインのワイン

ワイン

スペインのワインは、気軽に飲むのに最適なワインです。

ブドウの栽培面積が世界一。ワインの生産量は、世界第3位。

特にスパイシーで、濃厚な赤ワインが特徴です。

主なスペインワイン
・シェリー…へレスで造られる。辛口から極甘口まであります。ナッツや千草などの風味をともないます。

ポルトガルのワイン

白ワイン

ポルトガルは、酒精強化ワインの国。辛口ワインは全体の8割以上を占めます。

主なポルトガルのワイン
・ポートワイン…ポルト町の周辺で造られます。樽の中でブドウをつぶして、2,3日後に77%のブランデーを加え発酵をやめ、大樽で熟成させて造ります。
・マデイラ…マデイラ島で作られます。スチームサウナのような貯蔵庫で造られ、独特の風味が特徴です。料理のソースに使われることも。

アメリカのワイン

メリハリのあるはっきりとした果実が特徴のワインです。1976年に「パリスの審判」でフランスワインよりアメリカワインが高い順位になり、アメリカワインの評価が高まりました。

樽香をしっかりとした重めの味わいが特徴でしたが、最近では繊細で複雑なワインも登場しています。

オーストラリアのワイン

オーストラリアのワインの歴史は約200年。品質のよさ、低価格が評価されています。

ユーカリのような香りが特徴です。

シラーズという品種から造られるワインは、果実の味がはっきりとしており、クリーンな味わいです。

日本のワイン

レストラン

日本のワイン造りが始まったのは明治時代。当時は、ぶどうジュースのような甘いお酒でした。

辛口のワインが造られるようになってからまだ40年ほどしか経っていません。

日本の気候、酸性土壌などがワイン造りには不向きと言われていましたが、日本独自の個性を生かしたワインが造られています。

主な日本のワイン生産地
・山梨県の甲州…クセがほとんどない香りと酸味が少ないことから和食に合うワイン。
・長野県…降水量が少なく、寒暖差があり、高品質なワインが造れます。特に塩尻地区のメルローが優れています。

 

 

「ブルーチーズと相性のいいワインランキング」

青カビタイプといわれるブルーチーズは、癖のある刺激的な香りと味わいが特徴で、好きな人も嫌いな人も大きく好みが別れるところではないかと思います。

世界三大ブルーチーズといわれるものもあるくらいなので、ブルーチーズのファンの方がたくさんいらしゃるはずなので、今回はこのチーズに相性いいワインをランキング形式にしてみました。

それではご覧ください。

5位バルバレスコ・ブリック・トゥロット

ブルーチーズにはイタリアのワインの嬢王バルバレスコが大変よく合います。

ワインはタンニンが豊富の柔らかい酸味が特徴で、バルバレスコは多くの方を魅了してきました。

癖の強いブルーチーズには癖の強いものでマッチングを図っていくのもひとつの方法です。

名門アンティノリが手がけているワインという部分もひとつの魅力です。

○生産者 プルノット
○タイプ 赤ワイン
○品種 ネッビオーロ100%
○生産地  イタリア  ピエモンテ

4位シャトー・カノン

世界的有名ファッションブランドのシャネルが所有する、サンテミリオンの格付けシャトーです。

メルロー主体のワインは、なめらかなタンニンに、酸味が溶け込んでいる華やかで上品なワインに仕上がっております。

ブルーチーズとの相性も、品のあるワインですが、決して負けない力強さを兼ね備えているので、いいマリアージュを表現してくれます。

○生産者 シャトー・ カノン
○タイプ 赤ワイン
○品種 メルロ70%、カベルネ・フラン30%
○生産地  フランス  ボルドー  サン・テミリオン

3位 トカイ アスー 3 プットニョシュ

有名なトカイワインはブルーチーズの最高のお供です。

こちらのワイナリーはハンガリーでスペインのベガ・シシリアを目指して運営しているワイナリーで、そのクオリティは高級ワインならではの味わいです。

品なある甘さに、ハチミツやバニラのような芳香も感じさせる素晴らしいワインです。

○生産者 ボデガス・オレムス
○タイプ 甘口白
○品種 フルミント、ハーシュレベルー、マシカット・ルネル、ゼッタ
○生産地  ハンガリー

2位 ラインガウ・リースリング・トロッケンベーレンアウスレーゼ

世界三大貴腐ワインの頂点にあると言っても過言ではないドイツの貴腐ワインです。

甘みの強いものですが、酸味もしっかり残っている、収穫量もごくわずかの大変貴重なワインです。

価格も驚くほどのお値段帯で、なかなか手が出せない、むしろ見つけることも大変なものなので、巡り会えた際は是非1度お試しください。

ブルーチーズでもピカンテ、ドルチェ、両方とも相性は抜群です。

○生産者 シュロス・フォルラーツ
○タイプ 白ワイン
○品種 リースリング 100%
○生産地  ドイツ

1位 シャトー・ディケム

ワインの愛好家にはたまらない、こちらも世界最高峰の甘口貴腐ワインです。

驚愕のお値段ですが、ケミカルなニュアンスに品のある甘みと、ほのかで上品な酸味が少し入り混じる、表現のしづらい美味しさがあります。

普段甘いワインを飲まない方でも美味しいと言っていただけるくらい、魅了されるワインです。

ブルーチーズもさらに美味しくなるでしょう。

○生産者 シャトー・ディケム
○タイプ 甘口白
○品種 セミヨン80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%
○生産地  フランス  ボルドー  ソーテルヌ & バルサック

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ブルーチーズは辛口の赤ワイン、もしくは甘口の白ワインが大変相性がいいものです。

特に癖が強いですが、甘口と一緒にお召し上がりいただくと、その癖も溶け込んでいくような感覚になります。

少々高級ワインも多いですが、タイミングが合えば1度お試しくださいませ。

Return Top