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ワインの健康効果とランチに最適なシチリア風アサリとカラスミのパスタ

ワインの健康効果といえば、赤ワインが有名です。

赤ワインには、ポリフェノールなどがたっぷりと含まれているからです。

ポリフェノール(酸化しやすく体内に入ると活性酸素と結合します。悪玉活性酸素を消滅させるため、動脈硬化やがんの予防に効果があります)は、脂肪分を分解する働きがあり、

ミネラル(マグネシウムは脳細胞の活性化を助けます。カリウムは、体内のナトリウムと結合して塩分を減少させるため高血圧の予防に役立ちます)やビタミンAは、新陳代謝を促します。

そのため赤ワインが注目されがちですが、白ワインにも驚くべき効果があります。

白ワインの効果

白ワインは、赤ワインの半分の時間で食中毒の原因菌であるサルモネラ菌や大腸菌を

殺菌するとされています。

これは、アルコールと有機酸の相乗作用により生じる効果です。

巷では、生牡蠣にはシャブリ(フランスのブルゴーニュ地方にあるワインの産地です。この地方で作られた白ワインだけがシャブリと呼ばれます)

という言葉を耳にしますが、相性が良いとされています。

白ワインの抗菌力をフルに発揮するからです。

お酒は百薬の長

イギリスのマーモット博士によると、飲酒と死亡率のJカーブ効果という

疫学調査において、既に適度な飲酒は健康に良いということが報告されています。

この調査によると、毎日の飲酒は、アルコールを全く飲まない人やたまに飲む人に

比べて、冠動脈疾患(心臓への血液供給が部分的に遮断される疾患のこと)

による死亡率が低いそうです。

この調査による適度な飲酒とは、ワインならグラス2杯、ビールなら大ジョッキ1杯、

ウィスキーならダブル1杯、日本酒なら1合だそうです。

ワインは美容の味方

適量のワインを摂取することは、美容と健康の味方です。

カロリーを気にする人は、飲み方を注意することで安心して飲むことができます。

ワインのカロリーは、白・赤・ロゼ、

いずれも100mlあたり70Kcal〜80Kcalです。

体内に吸収・蓄積される栄養素は、40%以内と少ないので、適量を摂取することで

ワインにより太る心配はありません。

しかし、ワインは胃の働きを活発にする作用があるため、

食欲が湧き食べ過ぎてしまうことに注意が必要です。

ワインを飲む際には、油が多く使用されている料理は控えることをお勧めします。

まとめ

いかがでしたか?ワインには、たくさんの健康効果があります。

また、適度な飲酒は死亡率が低い傾向にあるので、

適量のワインを飲むことで、様々な効果を得ることにつながります。

是非、生活に取り入れてください。

 

シチリア料理

 

シチリア料理はシンプルなものが多く、アサリだけやカラスミだけのパスタが多いですが、日本では熟成が進んだ味わい深いのあるカラスミが手に入らないので、今回はアサリとのコラボレーションで補いました。粉末のカラスミは水分を予想以上に吸うので茹で汁で調整しながら煽って下さい。

 

カラスミ

 

カラスミといえばウニやクチコと並ぶ日本三大珍味ですが、トゲのある殻を割らなければ食べられないウニや、何十匹ものナマコを捕らえ、卵巣を取り出して丁寧に重ね乾燥させて干物にするクチコに比べると初心者でも作れる簡単なものです。まず魚の卵巣をキレイに取り出し、細いはりで血管の血をすべて押し出します。次に塩を盛り塩漬けにします、中心が固くなってくるまで塩がまわったら水に数日漬けて塩を抜きます。後は干して完成です。カラスミというと日本のものや、ボッタルガ・ディ・ムジネなどボラの卵巣で作られたものが有名ですが、タイやスズキ、ブリやカレイ、サワラなど毒がなければどの魚の卵巣でも作れるものです。今回の調理には味がストレートでわかりやすく、尚且つ濃厚なマグロのカラスミであるボッタルガ・ディ・トンノが最適です。

 

調理

 

フライパンにオリーブオイルと潰したニンニク、赤トウガラシを入れて火にかけ、ペペロンチーノの要領で香りを移します。ニンニクが色づいたら取り出し、アサリを入れます。イタリアンパセリ、白ワインを加え、蓋を弱火で蒸し煮にします。殻が空いたら、アルデンテの状態に塩ゆでしたスパゲッティを入れ、煽りにくそうなら水分の加減をみて茹で汁を加え、バジルをひとつまみ振りかけながら絡めます。仕上げにボッタルガ・ディ・トンノの粉末をたっぷり振りかけ、盛り付けたらパスタの中央に赤トウガラシをトッピングし、それにかぶせるようにしてセルフィーユを飾ればオシャレです。

今回使うワイン

 

今回使うワインはアサリ貝の白ワイン蒸しの際に使用するだけでなく、後でボッタルガを混ぜ合わせたときの味わいにも関与します。そのため、タンニンや酸でボッタルガ・ディ・トンノの鉄臭さや苦味を誤魔化せるグリッロが最適です。グリッロはシチリア州マルサラからトラバーニにかけての西シチリアで栽培されている地ブドウです。大きめの房で、子供が何も見ずにブドウの絵を描いた時のブドウと同じような房型です。果実そのものも大きく、分厚く苦味のある果皮を持ちます。ブルームは少々で目立ちません。マルサラ酒作る原料としても有名で、レモンやパインナップルなどのフルーツ、バターやホワイトペッパーのような厚みのあるスパイシーな香りと、白ワインですがマセラシオンを行うので少々のタンニンを感じるワインが多いです。もちろんしっかりとした酸とアルコールを持つため、白ワイン蒸しにも向いています。起源はプーリアとも言われ、フィロキセラ問題後にシチリアに上陸したと考えられています。1897年にはトラバーニ周辺で多く栽培されていたとも言われています。マルサラの丘ではフランス同様垣根式のグイヨ仕立てで栽培されるので、若枝に果実が付き品種内では小さい果実になりやすいですが、果皮が分厚く糖度も高くなります。

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