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初心者からワインラヴァーまで!自分好みのワインセラーの選び方とドイツワインのラベル表示、格付けとは?

コンビニやスーパー、最近ではamazonでも取り扱われるなど、より身近になってきたワイン。
少しずつ認知されてきましたが、ワインは温度変化や光、振動などに影響を受けやすいデリケートなお酒です。
真夏に常温で置かれていたワインは残念ながら劣化し、本来の味わいから変化してしまいますし、直射日光のあたる場所も避けるのがベターです。
せっかく購入したり、いただいたワイン、しっかり保管して美味しくいただきたいものですね。

そこで、ワインセラーが欲しくなるところですが、検索すると様々なセラーがあり、値段もまちまちです。
ここでは、ワイン初心者からワインラヴァーの方まで、ご自分の目的に合わせたワインセラーの選び方を、ポイントを押さえて見ていきましょう。

自分好みのワインセラーを選ぶポイント

ご自分に合ったセラーを見つけるために、まず以下の項目を一つずつチェックしていきましょう。

[ストックしたい本数]
数本で良いのか、数十本なのか、それ以上か。
少し余裕がある方が冷却機能も発揮できるので、ご自分のストックしたい本数より大きめのものが安心です。

[予算]
小さなもので1〜2万円代から、プロも使用する200本前後入るものが50〜60万円くらい、高額なものは100万円代と価格に幅があります。
用途に合わせた性能のもので、コストとのバランスを見ましょう。

[サイズ]
設置予定場所を検討し、設置可能なサイズを割り出しましょう。
セラーの型によっては、熱がこもらないように背面、上部、側面などにスペースを空ける必要があるので、購入前にメーカーページなどで詳しく見ておきましょう。
また故障を避けるため、セラーを斜めや横向きに寝かせたりせず設置場所まで立てたまま運べる経路も確保しておきましょう。扉や階段など一番狭くなっているところを通すことができるか、測って確認が必要です。

[用途]
デイリーワインのストックを短期間でどんどん消費していくのか、高級ワインを長期保管して熟成させたいのか、それによっても必要な性能が変わってきます。短期保管だけでしたら、熱や光から守ってくれる最低限の機能でも事足ります。
しかし、長期熟成させたい場合は、気温に左右されず庫内温度を一定に保つ冷却力、庫内湿度を保つ保湿力も必要となってきます。
また、できれば振動も少ない方がよいのですが、冷却力が高いコンプレッサー式ですと振動も大きくなりやすいので、メーカー各社いかにワインに振動が伝わりにくくするか工夫されています。

[音の静かさ]
寝室やリビングなど設置場所によっては、音の大きさが気になる場合もあると思います。冷却力は劣りますが、ペルチェ式ですと比較的静かなものが多いです。また機種によって、工夫され音の小さなものもあるので、機能とのバランスをみて決めましょう。

その他、電気代やデザイン性など、それぞれのこだわりを鑑みながら、この機能はいらない、ここは譲れないなど、バランスの良い着地点を見つけてください。
つまり、10人いれば10通りのベストワインセラーがあるということです。
ここからはいくつかのパターンを想定して、それぞれおすすめのワインセラーを見ていきます。

ワイン初心者の方

ワインは年に数度かしか飲まない、また長期熟成もさせないのであれば、当面セラーは必要ないかもしれません。
ですが、贈り物でいただいたり、特別な日に自宅で飲みたい場合もあるかもしれません。
そんなときは、ワインを新聞紙に包んで、冷蔵庫の野菜室に入れておきます。光を遮り、急激な温度変化を避けるためです。
厳密には冷蔵庫の振動がワインに多少影響を与えますが、デイリーワインをご家庭ですぐに飲む場合にはさほど気にされなくても良いと思います。
ただし、ワインの保管に最適とは言えないので、1ヶ月程度を目処に飲むのがおすすめです。
セラーが無くて困ったときにはお試しください。

コスパの良いデイリーワイン用のセラー

ワインが好きで、セラーの用途としてはデイリーワインのストック用、長期保存はしない場合。
そして、コストを抑えたいなら、ペルチェ式のセラーがおすすめです。
半導体素子のペルチェ効果を利用して冷却する方式。小型化が可能なので、省スペース。
日頃飲むワインをストックして、どんどん消費していく、低コストでワイン用冷蔵庫と割り切って使用する分には問題ありません。
[メリット]
音が静か
振動が少ない
低コスト
[デメリット]
パワーが弱いため、気温の高い夏場などは庫内の温度が不安定になる場合も
電力はコンプレッサー式の方がかからない

ルフィエール LW-D32
収納本数 32本
冷却方式 ペルチェ方式
幅×奥行×高さ 410mm×525mm×810mm
温度設定 4~22℃【周囲温度-約15℃まで】

最大32本の容量ながら2万円代で購入できるかなりコストパフォーマンスの良いワインセラーです。
保湿機能などありませんが、短期保管であれば良いでしょう。ペルチェ式で音も小さめです。
ただし、温度設定が周囲温度のマイナス約15℃までなので、外気温が35℃の真夏ですと20℃程度になる可能性もありますね。これは実際試して見ないとわかりませんが、ワインの最適保管温度は11〜15℃程度と言われているので真夏は注意が必要です。

省スペースでスタイリッシュなセラー

少量のワインを短期保管するのみであれば、省スペース、かつスタイリッシュなセラーがおすすめです。

デバイスタイル CD7X
収納本数 7本
冷却方式 ペルチェ式
幅×奥行×高さ 150mm×535mm×825mm
庫内温度 9℃〜18℃(使用可能温度 10℃〜30℃)
横幅わずか15cmのスリムボディが魅力です。
ペルチェ式であり、かつ庫内が狭いので、外気温が高い時期の開け閉めには特にに注意が必要です。

生粋のワインラヴァーさん向けのセラー

とっておきのワインを何年も寝かせたい、かなりの量をストックしたい、そんなワインラヴァーさん。
長期熟成、そして大型のセラーには冷却力の高いコンプレッサー式がおすすめです。
冷蔵庫と同様に、冷媒の気化熱を利用して冷却します。冷媒の循環にコンプレッサーを利用し、省エネです。
[メリット]
パワーがあり、夏場もしっかり冷やせる
大型でも冷やせる冷却力がある
[デメリット]
音が大きい
振動が大きい
コストがかかる

ユーロカーブ レヴェラシオン
収納本数 182本
冷却方式 コンプレッサー式
幅×奥行×高さ 680mm×690mm×1825mm
庫内温度 5℃〜20℃(使用可能温度0℃〜30℃)

大容量でプロも信頼する安定のユーロカーブの最高グレードです。
「ソムリエの手引き出し棚」は棚ごと引き出すことができ、ワインを必要以上に動かすことなく、取り出すことができます。棚の入れ方で最大本数が変わってきますが、180本前後入れることができ、コンプレッサー式の中では音も静かな方です。
こちらは最高品質のシリーズで市場価格80万円代ですが、ユーロカーブのその他のシリーズではサイズ展開もあり、棚の数を減らすことでコストを下げられます。また、ガラス扉ではなく、標準の黒い扉にすることで、コストを下げ、より庫内温度も安定させることもできます。
サイズもかなり大きいものが多いので、購入前に設置や搬入に問題がないか確認が必要です。

まとめ

ワインセラー選びでは、ポイントを抑えて、数あるセラーの中からライフスタイルに合ったものをチョイスすることが大切です。
ご自分にとってベストなワインセラー選びの一助にしていただけると嬉しいです。
しっかり保管して美味しく飲む、楽しいワインライフを送ってくださいね。

 

「ドイツワイン」

ヨーロッパの偉大なワイン産地の一角を担うドイツワイン。以前のほんのり甘く飲みやすい軽い白ワイン、また高級甘口白ワインの国という印象が長かったものの、近年では辛口白ワイン、また赤ワインの需要にこたえるべく質の良いワインを作り出しています。ここでは、やや複雑な伝統的なドイツワインのラベル表示と、新しいタイプのラベル表示をご紹介します。

原産地呼称制度

・指定栽培地域上質ワイン

クヴァリテツヴァイン・ベシュティムタ―・アンバウゲビーテQualitätswein bestimmter

Anbaugebiete(QbA)

13ある指定栽培地域(アンバウゲビート)で作られたブドウからできたワイン。

・称号付き上質ワイン

プレディカツヴァインPrädikatswein

上記指定栽培地域内にあるベライヒ(Bereich)というさらに小さい区域内で作られたブドウのみを使い、その他にも醸造法に厳しい規定があります。

これらの称号は残留糖分により6段階に分かれ、必ずラベルに表示されなければいけません。称号は下記のとおり。

―称号Pradikats―

カビネットKabinett

食前酒に最適なライトボディのワイン

シュペトレーゼSpätlese

収穫を遅らせ糖分を凝縮させたブドウから作った熟した味わいのワイン

アウスレーゼAuslese

厳選された完熟ブドウから作られた芳醇なワイン

ベーレンアウスレーゼBeerenauslese(BA)

一粒一粒厳選されたブドウから作る甘口ワイン。甘いながらもバランスの取れた酸味。

アイスヴァインEiswein

ブドウの下流の水分が凍る冬の夜に収穫が行われ、非常に凝縮された果実風味と力強い酸味が特徴。

トロッケンベーレンアウスレーゼTrockenbeerenauslesse(TBA)

最良年のみ貴腐というワインに望ましい菌の影響でしわしわになったブドウから作られ、力強い酸味と高い糖分のバランスが絶妙の秀悦な世界的評価の最も高い甘口ワインの一つ。

その他の法的区分

・ランドヴァインLandwein

トロッケンtrocken(辛口)、ハルプトロッケンhalbtrocken(半辛口)のワイン。

・ドイチャー・ヴァインDeutscher Wein

ドイツ国内全域で取れらブドウのブレンドから作ったワイン。低価格な輸出用。

ドイツワインのブドウ品種表示

白ワイン用ブドウの栽培が主だったのが、赤ワインの需要拡大で栽培面積が年々広がっています。

―主な白ワイン用品種―

リースリングRiesling種

ドイツで最も有名且つ有能な品種で国内の広範囲で栽培されています。新鮮な酸味が特徴で、小さな白い花の香りや完熟したモモのような香りなど、栽培地の気候の違いによって様々な風味を持ち合わせています。

ミュラー・トゥルガウMuller-Thurgau種

リースリング種の交配種。リースリングほどの風味はありません。

シルヴァナーSilvaner種

ラインヘッセンやフランケンといった地域で主に栽培されています。

―主な赤ワイン品種―

シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール) Spatburgunder種

近年、ふくよかでフルボディのワインづくりに成功して評価が年々上がってきています。

その他のラベル表示

トロッケンTrocken 辛口

ハルプトロッケンHalbrocken オフドライ

クラシックClassic

アルコール度が最低12%(モーゼルは11.5%)、また規定の残留糖分のある原産地を保証したワイン。地域名、ヴィンテージ、ブドウ品種をラベルに記載されています。

セレクションSelection

少なくともアウスレーゼの残留糖分が必要で、ブドウを栽培した単一ブドウ畑の名称がラベルに記載されます。残留糖分の高い高品質のワインということになります。

エアステ・ラーゲErste Lage

ドイツ最高のブドウ畑とされ、この用語、またはブドウの房と数字の1が描かれたロゴが表示されます。

グローセス・ゲヴェクスGrosses Gewächs

エアステ・ラーゲの畑で作られた辛口ワイン。

ゼクトSekt スパークリングワイン

リープフラウミルヒLiebfraumilch口当たりがよい日常ワイン。

実はとても機能的なドイツワインのラベル表示

実は長いこと日本人に一番おなじみなワインはドイツワイン。リープフラウミルヒというデイリーワインが細長くかわいらしいラベルをボトルに貼られ、もう長いこと店頭に並んでいます。ワイン初心者にも受け入れやすい、やや甘みを帯びたこのワインは日常的なお食事にぴったり。酸っぱい酸味が苦手な方にも十分楽しんでもらえるのが日常使いのドイツのテーブルワインです。でも実は、ドイツワインの本領発揮は実はその優雅な甘口ワインにあります。長い地名、馴染みのない言葉が多いドイツ甘口ワインですが、お国柄か、実はその決まりさえ理解すれば、ボトルの内容がとても理解しやすく解説してあります。ここでは格付けを中心にご紹介しましたが、これらに加えて大まかな産地の特徴を覚えればドイツワイン選びは簡単です!

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