寒い日本の冬にはおでんがいたるところに販売され、見かけると食べたくなる方もたくさんいらっしゃるかと思います。
たくさん具材を楽しむことのできるおでんは和風だしですが、ワインと合わせていただくこともできます。
和風だしは繊細な味わいの中に、甘味や動物や魚介のニュアンスがあるので、その部分で合わせていただくと、より一層ワインをお楽しみいただくことができます。
そこで、オススメのワインをランキングにさせていただきましたので、是非参考にしてみてください。
目次
5位 クラレンドル・ルージュ
ボルドーの中でも南の方に位置するこちらのワインは、和風だしには大変相性のいいワインです。
樽のニュアンスと、なめらかなタンニンがだしの柔らかい味わいにマッチします。
意外かもしれませんが1度試してみてください。
オーブリオンが手がける優良シャトーが安価で楽しめるところもオススメです。
○生産者 クラレンドル(クラレンス・ディロン・ワインズ)
○タイプ 赤ワイン
○味わい ミディアムボディ
○品種 メルロ 78%、カベルネ・ソーヴィニヨン17%、カベルネ・フラン5%
○生産地 フランス ボルドー
4位 シャトー・ラ・トゥール・カルネ
メルローの魔術師といわれている、ボルドーの生産者ベルナール・マグレが手がける格付けシャトーです。
彼の造るメルローは他にはだせない、柔らかさと骨格のしっかりしたタンニンが特徴です。
とにかく上品の一言に尽きます。
和風のカツオや昆布のだしには相性がぴったりでお醤油にも大変合わせやすいので、迷った場合はこちらの生産者のワインを探してみてください。
○生産者 シャトー・ラ・トゥール・カルネ
○タイプ 赤ワイン
○品種 カベルネ・ソーヴィニヨン 39%、メルロ 57%、カベルネ・フラン+プティ・ヴェルド 4%
○生産地 フランス ボルドー オー・メドック
3位 モンテス・リミテッド・セレクション・ピノ・ノワール
南米のチリのピノ・ノワールは軽めのタッチですが、酸味がきつくなく果実味が優先する大変飲みやすいワインのひとつです。
お酒、お砂糖、みりんなど調味料で少々甘めのものを付け足す和食において、チリワイン独特の甘みみたいなものが大変相性良くお楽しみいただます。
重いワインが苦手な方には、このあたりから入っていただいてもいいかもしれません。
○生産者 モンテス S.A.
○タイプ 赤ワイン
○味わい ミディアムボディ
○品種 ピノ・ノワール100%
○生産地 チリ アコンカグア・コースト
2位 ヴィントナーズ・リザーヴ カベルネ・ソーヴィニヨン
カリフォルニアのケンダル・ジャクソンのカベルネ・ソーヴィニヨンは、樽香と果実味のバランスが完璧に仕上がったワインです。
特に樽香と、カリフォルニアワイン特有のアルコール感が、和風だしで利用するお酒のアルコール感と非常に相性がいいものです。
実際はアルコール飛んでいるかもしれませんが、おでんのようなだしには、香りからお楽しみいただけるかと思っております。
○生産者 ケンダル・ジャクソン
○タイプ 赤ワイン
○味わい フルボディ
○品種 カベルネ・ソーヴィニヨン主体、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、メルロ
○生産地 アメリカ カリフォルニア
1位 ヴュー・シャトー・セルタン
ポムロールの超名門シャトーのヴュー・シャトー・セルタンは、あのル・パンを所有する一族でもあります。
エレガントなメルローに、複雑味を兼ね備えたまさにポムロールの鏡になるワインです。
複雑味は昆布だしとの相性が非常によく、柔らかい酸味は、おでんお具材を一緒に食べていただいても、全く気にならない美味しさです。
お値段は少々高めのワインですが、是非お試しください。
○生産者 ヴュー・シャトー・セルタン
○タイプ 赤ワイン
○品種 メルロ70%。カベルネ・フラン25%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%
○生産地 フランス ボルドー ポムロル
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本食だから白ワインの方が合わせやすそうに思われますが、酸味の部分で少々引っかかってしまう恐れもあります。
逆に赤ワインの少し樽の効かせたワインの方が美味しくいただけますので、是非1度お試しくださいませ。