ハーブとニンニクを混ぜ込んだバターで魚介類をソテーします。バターは焦げやすいのでまずサラダオイルでソテーしてから仕上げにバターを加え風味を足します。ハーブとニンニクの香りがたまらない一品。
目次
材料 4~5人前
[ハーブバター]
・バター(室温) 200g
・ニンニク 1片
・パセリ 10g
・セルフイユ 10g
・マスタード 大さじ1
・塩コショウ 適量
・エスカルゴバター 適量
・タマネギ 60g
・ホタテ 適量
・ヒイカ 適量
・トリガイ 適量
などお好みの魚介類
作り方
- ニンニク、パセリ、セルフイユをみじん切りにする。
- 室温に戻しておいたバターに1を加え、マスタード、塩コショウを入れ混ぜ合わせる。
- ラップの上に置き、円柱になるようにロールする。
- 冷蔵庫で冷やし固める。(時間がある場合は一晩おく。)
- タマネギをごく細かいみじん切りにする。
- フライパンにサラダオイルを薄くひく。
- タマネギを炒め、塩コショウをする。しんなりしたらいったん取り出す。
- 必要であればもう一度サラダオイルをひき、ホタテ、ヒイカ、トリガイを炒める。
- 取り出しておいた玉ネゴを戻す。
- ハーブバターをお好みの量加え、さっと和える。
この料理に合うワイン
この料理にはスパークリングが合います。最近では安くて手に入りやすいスパークリングワインが数多く作られるようになりました。もちろん、こだわって作られているので味にも自信を持っている作り手が多いです。注目したいのはチリのコルノス。爽やかな香りに後味はキレがあります。バターとハーブに合います。
魚介類との相性抜群
このハーブバターはもともとエスカルゴを食べるときに使われるバターです。エスカルゴとは食用カタツムリのことでフランスではごく一般的に食べられています。食感や味はまさに巻貝に似ていて、特にクセなどはなく意外と食べやすい物です。殻からエスカルゴを取り出すとき、熱くて殻を触ることが出来ないのでそのためのハサミのようなものやエスカルゴを入れるための器があるほどフランスではポピュラーな食べ物です。ビストロで食べることが出来ます。フランスに行くことがあったら試しに食べてみてはいかがでしょうか。でも、やっぱりカタツムリを食べるのは抵抗がある方が多いと思います。また、日本ではなかなか一般に出回っていないので、手に入れるのも難しいです。そこでエスカルゴの食感に似ている貝やイカなどと合わせました。歯ごたえがある食材ととても相性がいいです。
ハーブバターは冷凍で保存できるので一度にたくさん作っておくことをおすすめします。今回のレシピも多めの分量になっています。パンに塗れば簡単にガーリックトーストを作ることが出来ます。野菜を炒めたところにハーブバターを加えればそれだけで一品になりますし、ステーキの上にのせればリッチで風味のあるステーキにすることが出来ます。万能で使い方がたくさんあるのでいろんな料理に使ってバターとニンニク、ハーブの香りを楽しんでください。