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ワインの保存方法と上手な開け方って?赤ワインにぴったりの鴨肉のネギのイタリアン照り焼きのレシピも公開!

ワインを毎日、美味しくいただくためには保存方法に気をつけなくてはなりません。
同じワインでも保存の仕方によって味に影響が出てしまいます。
同じワインでも、せっかく飲むのですから美味しいワインを飲みたいですよね。
また、ワインの上手な開け方についても紹介します。

目次

ワインの保存

ワインを保存する際にポイントとなるのが、「温度」、「乾燥」、「光」、「振動」、「匂い」になります。
「温度」は、温度差が比較的少ない場所に保存しましょう。
12℃〜14℃が理想とされています。

「乾燥」は、コルクが乾かないようにするためです。
70%〜80%程度が最適とされています。

「光」は、ワインが日光などに当たることで、変色や異臭が生じてしまい品質を損ねてしまう可能性があるからです。

「匂い」は、強い匂いのものと一緒にすることで、その匂いが移ってしまう可能性があります。

コルク栓の抜き方

ワインのキャップシールを外します。キャップシールに、ナイフで一周ぐるりと切れ目を入れ、ナイフの先で剥がします。
次に、コルク栓の中心に、ワインオープナーのスクリューを刺します。
スクリューが斜めに入ってしまうと抜きにくくなるため、コルク栓の中心に刺すのがポイントです。
ワインオープナーを回しながらスクリューを下まで入れます。下まで入れることで、
コルク栓が折れるのを防ぎます。
ゆっくりと回しながら力を加えることで上手くコルク栓を引き抜くことができます。

スクリューキャップの開け方

最近は、コルク栓ではなくスクリューキャップを使用したワインが増えています。
スクリューキャップは、ワインを長時間、密封することができます。
そのため、品質を保つことができます。
スクリューキャップには、ショートタイプとロングタイプがあります。
ショートタイプの開栓は難しくありませんが、ロングタイプを開栓するにはコツが必要です。
ロングタイプを開栓するコツは、キャップのミシン目より下を持ちます。
空いている手でボトルの下を持ちます。
キャップを持った手を固定することで、ボトルを時計周りに回します。
ミシン目が切れたらキャップを回して外します。
いかがでしたか?ワインの保存方法を知ることで、美味しいワインを常に飲むことができます。
「温度」、「乾燥」、「光」、「振動」、「匂い」に注意して保存してください。
また、ワインの開け方を学ぶことにより、手慣れた手つきでコルク栓やスクリューキャップを開栓することができます。
是非、これからの生活に取り入れてみてください。

 

鴨肉のネギのイタリアン照り焼き

ワインのお供といえば、何といっても肉。魚とワインの相性もバッチリですが、複雑性のある熟成した赤ワインとなると肉との相性は世界中誰もが認めるところでしょう。

しかし、シンプルにステーキというのもアリですが、濃厚ながらエレガントさを持つ赤ワインとだったら牛、豚、鶏以外のところで合わせていきたいところです。

しかしジビエはちょっと近所のスーパーでは手に入りにくく、さらには食べ馴れていない方も少なくはありません。

そうなると、やはりチョイスしてみたいのが鴨肉です。お蕎麦屋さんの鴨南蛮でお馴染みの鴨肉ですが、ちょっとイタリアンな雰囲気に仕上げると赤ワインとの相性がぐっと良くなります。

ということで、ここでは赤ワインに合わせたい鴨肉のネギのイタリアン照り焼きの作り方を紹介していきましょう。和洋折衷の材料を使うので、ご飯にもパンにも合いますよ。

鴨肉のネギのイタリアン照り焼きの4人分の材料

鴨肉を和風に調理すると赤ワインに合わないか、というとそうではありません。ただ、醤油の旨味と赤ワインが日本酒などに比べて合いにくく、ギシギシ生臭く感じてしまいます。

ただし、そこにちょっとした工夫を取り入れるとたちまち合うのですから不思議です。では、早速その使いたい材料を紹介しましょう。

鴨肉 500g(大2枚ほど)

白ワイン 150g

みりん 大さじ4杯

砂糖 大さじ1

しょうゆ 大さじ4杯

長ネギ 1本

オリーブオイル 適量

バルサミコ酢 大さじ1杯

塩こしょう 適量

鴨肉のネギのイタリアン照り焼きの作り方

先ず、ここで肝心なのが鴨肉をマリネしておくことです。こうすることで獣の臭みが抜け、洗練された味わいになります。

フォークでぶすぶすっと穴を開けていき、オリーブオイル、白ワインで30分程度マリネしておくと良いでしょう。

それが終ったら、フライパンを熱してオリーブオイルをしきます。ここでのポイントとしては、皮が火が通りにくいので皮の面から焼いていくと失敗しにくくなるので良いと思います。きれいに焼き色が付いたら、いったん鴨肉は取り出して行きましょう。

次に長ネギはおよそ5cm幅に輪切りにして、鴨肉を焼いていたそのままのフライパンンで熱します。そしてネギを取り出した後、フライパンに残った汁などは拭き取ってキレイな状態にします。

ここで、醤油と砂糖、みりん、白ワインも投入していきます。一体取り出しておいた鴨肉をフライパンの中に戻し、しっかりと煮汁を絡めていきながら1分程度火を通して行きます。

ただし、ここで注意しなたいのがあまりにも火を通しすぎると旨味が抜けてしまうので注意。新鮮な鴨肉をできるだけ利用して、中心が少し赤いくらいが美味しい肉汁を楽しむことができます。

ほど良く火が通ったら、皿にキレイにネギと鴨肉を並べて、バルサミコ酢をサッとかけて完成です。

この料理の合うワインをチェック!

鴨肉となると、やはりブルゴーニュ地方のピノノワール種の赤ワインがおすすめです。ただ、バルサミコ酢でイタリアンに仕上げているので、イタリアのトスカーナ地方のサンジョヴェーゼを使用した赤ワインもいいですね。

熟成年数が長ければ肉汁の強さもしっかりと受け止めます。また、甘みもある上に日本の食材も使っているため、マスカットベーリーAやブラッククイーン種などの日本ワインもおすすめ。郷愁を誘う香りが鴨肉とベストマッチします。

まとめ

美味しいワインに出会ったら、やはり鴨肉の料理は外せません。近頃話題になっている日本ワインとの相性もすこぶる良く、普段使いできる料理としてレパートリーに入れておくこともできます。

おそばでも鴨南蛮があるように、外国だけでなく日本人にとっても鴨肉はとても馴染み深い食材です。

赤ワインと鴨肉は、マリアージュの定番とも言われているので使わない手は無いわけです。

鴨肉はスーパーなどでも手軽に手に入れることができますし、料理の幅としてはマヨネーズだけ、オリーブオイルと塩、和風、カレー風味と沢山アレンジできるので楽しい食材です。

ぜひ、さまざまな赤ワインと鴨肉の料理相性を楽しみ、より一層食卓を華やかに楽しんでみてくださいね。

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