香草をたっぷり混ぜたパン粉をラムにのせてオーブンでローストします。付け合せには季節の野菜を添えるのがおすすめ。ラムの独特な匂いも香草をたっぷり使うことで食べやすくなります。いままでラムが苦手だった方もぜひ挑戦してみてください。
目次
材料 3人分
・ラムチョップ 6本
・塩コショウ 適量
・オリーブオイル 大さじ2
・ニンニク 1片
・エルブドプロヴァンス 大さじ1
・パン粉 大さじ2
・レモン 60g
作り方
- ラムチョップに塩コショウをふり、オリーブオイルを全体になじませる。
- ニンニクをみじん切りにし、パン粉とエルブドプロヴァンスと混ぜ合わせる。
- オーブンを200℃に予熱する。
- 天板にクッキングシートを敷き、ラムチョップを重ならないように並べる。
- 2をラムチョップの上にのせ、軽く抑える。
- 予熱しておいたオーブンに入れ7~8分焼く。
- レモンをくし切りにして添える。食べる直前にしぼる。
この料理に合わせるワイン
ラムの匂いを消してくれて、ニンニクの香りに負けてしまわないようなスパイシーな赤がおすすめです。ミディアムボディからフルボディのタイプがいいでしょう。ピノノワールはハーブの香りを消してしまうことがなく、また羊の脂の甘みを引き出してくれます。
ダイエットにはラムを
ラムとは生後1年未満の仔羊の肉のことをいいます。それ以上成長した羊の肉はマトンと呼ばれます。ラムはマトンに比べ肉質が軟らかく、羊独特の匂いもきつくありません。ラムの脂は牛肉や豚肉、鶏肉と比べると融点が高く、腸内で吸収されにくいことからヘルシーだと言われています。また、コレステロールを減らす働きのある不飽和脂肪酸も豊富に含まれています。そして、体内の脂肪の燃焼を促進させる働きのあるL-カルニチンを多く含んでいます。このことからラムは健康によくダイエット効果が期待できると言われているのです。日本ではラムといえばジンギスカンですが、なかなか家でジンギスカンを食べるのは難しいですよね。このレシピはオーブンに数分入れるだけでとても簡単です。簡単で美味しくて健康になれるなんて食べないわけがないですよね。
そして、今回使ったエルブドプロヴァンス。フランスのプロヴァンス地方でよく使われているミックスハーブです。タイム、セージ、フェンネル、ローズマリー、ローレルなどが混ぜてあります。エルブドプロヴァンスはマイルドでバランスのとれた香りなので初心者にも使いやすいハーブです。また、肉や魚の臭みを消してくれる効果があるのでラムのような独特な匂いのあるお肉にとても合います。
ラムは火を通しすぎてしまうとパサパサになってしまいます。ラムを切った時に中心がピンク色になっているくらいに仕上げるのがおすすめです。もしラムチョップのブロックの物が手に入るようでしたら、切り分けずにブロックのままオーブンに入れて焼く方法もあります。その際はお肉の大きさにもよりますが、約1kgのブロックが200℃のオーブンに20~25分でちょうど良い焼き加減になります。
塩味のおかずパウンドケーキです。野菜やチーズ、ベーコンなど好きな物を入れて焼きましょう。今回ご紹介する生地さえ覚えてしまえば、あとは何にでもアレンジし放題です。今回はベーコンとジャガイモを使ったケーク・サレです。
材料 21cm×8cm×6㎝のパウンド型 1台分
・薄力粉 125g
・ベーキングパウダー 3g
・卵 2個
・サラダ油 大さじ2
・牛乳 大さじ3
・塩こしょう 適量
・粉チーズ 大さじ2
・ジャガイモ 180g
・ベーコン 25g
・パセリ 5g
作り方
- 型にサラダ油(分量外)を薄く塗り、型に合わせて切っておいたクッキングシートを敷いておく。
- ジャガイモとベーコンを千切りにする。パセリはみじん切りにする。
- 1/3量のベーコンはトッピング用にとっておく。
- フライパンにサラダ油(分量外)をひき、ジャガイモとベーコンを炒める。塩こしょうをする。
- バットに広げ、粗熱を取っておく。
- ボールに卵を割り入れ、軽くといておく。
- そこに牛乳とサラダ油を加え、なじませるように混ぜ合わせる。
- ゴムべらに持ち替え、薄力粉とベーキングパウダーさっくり混ぜ合わせる。
- 粉っぽさがなくなったら、粗熱のとれたジャガイモとベーコン、みじん切りにしたパセリ、粉チーズを加えさっくり合わせる。
- オーブンを180℃に予熱しておく。
- 型に生地を流し入れ、15cm上からポンと落とし、余分な空気を抜く。
- トッピング用のベーコンと粉チーズをのせる。
- 180℃のオーブンで25〜30分焼く。竹串をさして、生地がついてこないようになったら出来上がり。
この料理に合わせるワインは
おすすめしたいのはシャルドネです。どんな料理にも合わせやすいシャルドネですが、そのなかでも果実の凝縮されたニュアンスを持つものがおすすめです。ボディがしっかりしているものの方がケーク・サレのボリューム感に負けることなく楽しめるでしょう。シャルドネらしい柑橘やさわやかな草原の香りが生地のもつほんのりとした甘さを引き出してくれます。
困ったときはケーク・サレ
ケーク・サレは甘くないパウンドケーキのようなものです。「サレ:sale」はフランス語の塩を意味しています。甘くないパウンドケーキなんて美味しいの?と不安になる方もいるでしょう。しっとりした生地の中に野菜やチーズが具だくさん入っていてとっても美味しいのです。野菜の赤や黄色、緑が色鮮やかで華やかな料理です。ワインに合うのはもちろん、朝ごはんやお持たせの一品にもおすすめです。パーティーでも大活躍間違いなしです。お花見やピクニックに持っていけば友達に自慢出来ちゃいます。
そんな、どんなオケージョンにも使えちゃうケーク・サレは材料を混ぜるだけの簡単料理です。ポイントは混ぜすぎないことです。混ぜすぎてしまうと焼き上がりがふんわりとせず、固いぽそぽそとしたケーク・サレになってしまいます。粉っぽさがなくなったらそれ以上は混ぜないようにしましょう。色んな味が楽しめるケーク・サレ、アレンジの仕方は何通りもあります。あなたオリジナルのケーク・サレをぜひ作ってみてください。