目次
ナスのムサカ
ご自宅でパーティーを開きたいそんな時、ちょっと変わった料理を出したいと思うことはありませんか。自宅でパーティーとなると、どうも定番の料理を並べて適当なワインを置いておけば喜ばれるという、セオリー的なものとなってしまいます。
マンネリ打破ということで、何か面白くも美味しく、さらにワインとの相性もバッチリな料理を作りたいですよね。
そんな悩みをかけているアナタにおすすめなのが、ナスのムサカです。ナスのムサカというとあまり聞いたことが無いでしょうが、エスニック系ながらグラタン風のユニークな郷土料理です。
恐らく、多くの方があまり知らない料理ですし味も抜群ですので喜ばれること間違い無しです。さらに、ナスやそぼろ肉、チーズもふんだんに使いますのでワインとの相性が悪いわけはありません。
今回、ナスのムサカのレシピとそれに合うワインを紹介していきます。是非、参考にして楽しまれてみてはいかがでしょうか。
ナスのムサカの4人分の材料
ナスのムサカの特徴は、酸味のあるさっぱりとした味わい。とはいえ、肉やチーズの濃厚さもバランス良く楽しめるので日本人の口にも合いやすいエスニックな料理です。
材料は少し多めに用意しなければなりませんが、オーブンを使う料理ですので実はとっても簡単に作ることができます。
ホームパーティーに最適な料理ですので、ぜひ覚えておきましょう。
牛ひき肉 300g
じゃがいも 1個
長なす 2本
ニンニク 2片
牛乳 大さじ1杯
塩こしょう 適量
バター 10g
オレガノ 小さじ1杯
クミン 適量
酒 適量
ケチャップ 大さじ1杯
チーズ 適量
パセリ 適量
ヨーグルト 150g
オリーブオイル 大さじ3杯
ナスのムサカの作り方
ナスのムサカは材料が多めですが、手順を間違うことなく追って行けば、誰でも簡単に作ることができるので安心してください。
先ず、ヨーグルトをキッチンペーパーなどで水分を飛ばすため1時間程度は漉しておきましょう。玉ねぎとニンニクはみじん切りに、ナスはヘタを取って切り、塩水にさらしてアクをとっていきます。
ジャガイモはできるだけ大きな物を使います。皮をしっかりと剥いた後に耐熱容器に入れてレンジ500Wで3分程度加熱します。中まで熱が通ったじゃがいもは、牛乳、バター、塩こしょうを入れて滑らかなになるまでじっくりと潰していきましょう。
フライパンにオリーブオイルを引き、中火でナスを焼いていきます。ナスはしっかりと水気を切りましょう。ナスがある程度焼けてきたら、一旦取り出して牛肉、玉ねぎ、ニンニクを炒めていきます。
塩こしょうにバター、オレガノ、クミン、酒をそこに加えて水分が無くなるまで煮詰めます。耐熱用で材料がしっかりと入れられる容器にジャガイモを敷きつめます。
牛肉、そしてナスの順番に重ねていきましょう。そして、ヨーグルトにチーズ、ケチャップを乗せて220℃に余熱で温めたオーブンで15分焼けば完成です。パセリを彩りに振りかけましょう。
この料理に合うワインとは?
ヨーグルトにケチャップなど、酸味が特徴的なこの料理。重ためのワインというよりは、ブルゴーニュ地方の赤ワインの若めのワインを合わせると気軽に楽しむことができます。
酸味の強いエレガントなピノノワールは、エスニック系の料理にも実はピッタリと合います。
そうなると、長野県のピノノワール、イタリアのサンジョベーゼもおすすめ。パーティーに華やかさを与える逸品です。
まとめ
手間を惜しまなければ美味しく作れる、そんな料理がこのムサカです。材料自体はとても素朴ですし、そこまで派手な料理ではありません。
それでいながらも、深くホッとする味わいですし何といってもボリュミーなので華やいだ雰囲気も出てきます。
さらに、基本は炒めてオーブンで焼くだけですので、億劫になることなく手軽に作れます。1年に一回の特別な日だけではなく、ちょっとした家族との休日を過ごすにもおすすめの料理なのではないでしょうか。
若い赤ワインというとピノノワールが中心となりますが、メルロやシラーでも楽しめるかもしれません。
ぜひ、ブルゴーニュ産の赤ワインを中心に、ナスのムスカを囲んで楽しい時間をお過ごしください。