目次
ワインを活かすソムリエインストラクター
世界各地で生産されて種類も無数にあるワインには、ワインを取り扱う専門職としてソムリエという仕事があります。ソムリエは、もともとはワイン発祥の地であるフランスで作られた資格名であり職業ですが、昨今は日本を含め、世界各地で認知されている資格名・職業と言えます。
ソムリエになるには
ワインの品種・原産地・製造地などのワインに関する深い知識が必要となりますが、決してワインの知識を証明する資格ではありません。ソムリエ資格とは、ワインに関する知識をもとに、レストランなどでお客様が召されている食事に合うワインを提供するなどのサービス、ワインの在庫管理・仕入れ・保管・管理など、ワインに関する専門の知識を持ったプロフェッショナルとして認められた資格となります。
日本にもソムリエ資格やワインエキスパート資格など、ワインに関する資格がありますが、その中でも人気のソムリエ資格として、日本インストラクター技術協会が認定している「ソムリエインストラクター資格」があります。
この資格は、ソムリエとしての実務的な知識やワインに関する深い知識を習得しており、料理に合わせたワインをお客様に提供することが出来たり、お客様の相談に対してアドバイスが出来たり、ワインの識別能力、ワインに合う料理への知識などを証明する資格となっております。
資格取得後は
ソムリエとしてのサービスやワインに関する知識やテクニックを活かして、ソムリエを目指す方やワインに関する勉強をしたい方などへの講師活動やアドバイスなどが行えるようになります。
資格試験は、資格認定をしている日本インストラクター技術協会が実施しており、受験回数は年6回(偶数月)、受験料10,000円(消費税込)、受験申請はインターネットから申し込み可能、受験は在宅受験となっている事から、誰でも受験することができる人気の資格となっております。
受験者からの評判も良く、資格を取得された方から、
「ソムリエとしての経験を証明する事ができた。」
「ワインに関する知識、お客様へのサービスに関する知識が深まった。」
「ソムリエとして得た経験や知識とソムリエインストラクター資格を活かして、ソムリエを目指す方へのアドバイスや講師活動を行いたい。」
などの感想・口コミがあります。
ソムリエとしての実務経験があり、ワインに関する知識、サービスに関する知識などを活かしたいと思っている方、ソムリエとしての知識を深めたいと思っている方は、資格取得をして、さらなるスキルアップを目指してみてはいかかでしょうか。
友人を招いて自宅でパーティーとか、日曜日の夜にちょっと豪華なディナーなど、どうしても華やかな料理を作らなければならない時があるはずです。
そんな時、とにかくデパ地下などで出来合いの料理を購入して並べただけでは、ちょっと味気ないような気もします。自分で作ってみんなを楽しませたい…。
そんな思いがある方におすすめのレシピを今回は紹介しましょう。それが、牛肉の赤ワイン煮。
ブフ・ブルギニョンとも言いますが、何か難しそうなイメージがある料理ですよね。しかし、実はかなり簡単に出来てしまうのですから驚きです。
赤ワインを用意しておけば絶対に喜ばれる料理のひとつです。では早速紹介をしていきましょう。
牛肉の赤ワイン煮の4人分の材料
牛肉の赤ワイン煮は、フランスブルゴーニュ地方の郷土料理ですが、ワインの名産地であればワインが大量にあるわけで、ワインを使った料理が多くなります。
さらに、ここで使うのは牛肉のすね肉や野菜ですのでお財布にも優しく栄養価も高いので一石二鳥から三鳥です。
香り豊かに仕上げるコツとしてはハーブをたっぷりと使うと良いですね。日曜日の夜やホームパーティーに最適な一品となってくれるはずです。
牛すね肉 500g
玉ねぎ 1/2個
ニンジン 1/2本
セロリ 1/3本
にんにく 5片
ハーブ各種 お好みで
塩こしょう 適量
赤ワイン 料理用600ml
マッシュルーム 4個
バター 大さじ2杯
薄力粉 大さじ2杯
水 600ml
固形ビーフコンソメ 1個
トマト缶 大さじ2杯
牛肉の赤ワイン煮の作り方
材料が用意できたら、先ずは食材をざく切りにしていきます。牛肉はすね肉ですので、細かく切りすぎると繊維となって状態が分からなくなります。
4cm幅辺りが理想です。玉ねぎにニンジン、セロリもざくざくと食感が分かる程度の形にしておくと見栄えも可愛く決まります。ニンニクは叩いて潰し、塩こしょう、赤ワイン、牛肉、野菜類を保存ビニールに入れて半日ほど冷蔵庫で保存します。
その後、ビニールの中はマリネ液となっているので、鍋でアクを取りながら沸騰させていきます。マリネ液は別に取っておき、次に鍋にバターを入れて牛肉に焼き目が付く程度に焼きを入れます。
牛肉は一旦取り出し、次に野菜を炒めて行きます。全体にしっかりと火が通ったら、また牛肉を入れて薄力粉を混ぜながら炒めて行きます。
そして、次にマリネ液と水、ビーフコンソメを入れて似て行きます。トマトペーストなども合わせて、じっくりと1時間以上弱火で煮て行きます。
そして、しっかりと全体に火が通ったところを確認したら、マッシュルームと残りの赤ワイン、更にパセリやハーブ類なども混ぜ合せて完成です。
工程が複雑に感じますが、要するに冷蔵庫に切った材料をワインで味付けし、あとは順番に焼いて煮ていくだけ。失敗も少なく、一度作れるようになると便利な料理です。
この料理に合うワイン
ブフ・ブルギニョンというだけあって、フランス・ブルゴーニュ地方のピノノワール種の赤ワインと相性はバッチリです。
また、ヴァルポリチェッラというイタリアのワインやサンジョベーゼも合うでしょう。ボルドータイプのようなどっしりと構えるタイプの赤ワインより、ブルゴーニュタイプの酸味が強めでエレガントなタイプが好相性のようです。
舌の中でサラッとこなす感じが、何ともおしゃれな印象ですね。
まとめ
牛肉のすね肉、という日本人がなかなか使わない食材を無駄にしないフランスの知恵を感じる料理です。
フランスのブルゴーニュ地方の代表料理とも言えますが、日本で言えば持つ煮込みといったところでしょう。
持つ煮込みは、やはり日本酒との相性が最高ですし、その国々の酒と煮込みというのは良い相性を築き上げる訳です。
結果的に、こういった牛肉の煮込みが赤ワイン、さらにはピノノワールという繊細で高貴な酸味を持つ品種と合いやすいには当然の結果なのです。
この料理を作り上げるには少し時間がかかってしまいますが、その分美味しいものを作りって食べさせたいという愛情を感じるはずです。ぜひ、一度ならず定番にしてみてはいかがでしょうか。