ワインってちょっと遠い存在だと思っていませんか?値段も幅広いし、いろんな種類があるし、フランスだのスペインだの正直よくわからないという方が多いと思います。しかし今はワインの様々な効用にも注目が集まっており、料理に使われることも多いですよね。ワインを知ればお酒としての楽しみだけでなく、健康や食事につなげることもできるのです。この機会にワインの資格を考えてはいかがでしょう。人気のワイン資格を徹底比較しました。
目次
① ワインコンシェルジュ
ワインコンシェルジュは、日本安全食料料理協会が主催する認定試験を合格した者に与えられる資格です。ブドウの品種や国ごとに異なる特徴、各国のワイン事情などワインの基礎的な知識を有していることを証明することができます。飲食店や酒類販売業で働く方が持っておくとよいのはもちろん、趣味の一環としてもっとワインを楽しみたいという方にもおすすめの資格です。
試験は2か月おきに行われ、申し込みから受験まですべて在宅にて完了することができます。
② ソムリエインストラクター
ワインを個人で楽しむだけではなく、ワインを提供して楽しんでもらう仕事をしたいと考えている人にお勧めしたいのが、ソムリエインストラクターという資格です。様々な品種、原産地、製造方法などのワインそのものの基本的知識だけでなく、仕入れ、保管、管理方法などの経営に関する知識も網羅する必要があります。また、ワインに合う料理に関する知識やお客さんとのコミュニケーション能力なども身に着けることができます。
日本インストラクター技術協会が主催する認定試験は偶数月に行われます。インターネットから申し込み、在宅での受験が可能なので忙しい方でもマイペースに資格取得ができるでしょう。
③ ワインエキスパート
社団法人日本ソムリエ協会が認定している資格がワインエキスパートです。ワインの基礎的な知識を有している者に与えられる資格ですが、この資格試験の合格率は3割と、比較的狭き門となっています。そのためしっかりとした勉強が必要となりますが、それだけ着実にワインの知識を深めることができるでしょう。
試験は8月に一次試験、10月に二次試験があり、受験のチャンスは年に一度しかありません。そのため気軽に試験を受けてみたいという方には不向きであるかもしれません。
④ ワインアドバイザー
「ワインを提供する仕事に就いてきたけど、そろそろ自分もしっかりとした資格を取って認められたい」という方におすすめなのが、日本ソムリエ協会が認定するワインアドバイザーという資格です。
ワインの種類や飲み方など基本的な知識が試される点は他のワイン資格と同じですが、条件として一定期間以上の実務経験が必要となっています。そのため、ワイン愛好家としての一般の方は受験することができません。しかし、アルコールを扱う業界で働く方のスキルアップとしては最適といえるでしょう。
⑤ ワインコーディネーター
全日本ソムリエ連盟が認定するワイン資格がワインアドバイザーです。この資格では基礎的な知識はもちろん必須となりますが、テイスティングなど基礎知識を応用した実技や接客などのサービスなど応用的なことも網羅する必要があります。試験も5段階に分けられていて、初心者が手始めに・・というのには向いていないかもしれません。
ただ、受講スタイルが通信、会場、2日間集中コースなど自分のペースに合わせることができるのはこの資格を受けるにあたっての大きなメリットです。
昨今流行りのロゼワインは、地域よっては白ワインよりも多く利用されているのを皆さんご存知でしょうか。
私たち日本人の場合は、ロゼワインと聞くと甘いイメージがかなり強いかと思われますが、実際に出回っているものは、辛口のほうが多く最近は見かけるかと思います。
そしてそのロゼワインはインドのスパイシーな食事とものすごく相性がいいのです。
そんなロゼワインのオススメランキングをご紹介します。
是非ご覧ください。
5位 ル・ロゼ・ド・ジスクール
ボルドーの格付けシャトーのジスクールと同じぶどうで造られます。
生産量もそこまで多くなく、キレのある酸味にカベルネらしい果実味が後からついてくる味わいです。
少々濃いめの色合いですが、辛口の香辛料には信じがたいほどに相性がいいワインです。
○生産者 シャトー・ジスクール
○タイプ ロゼワイン
○品種 カベルネ・ソーヴィニヨン100%
○生産地 フランス ボルドー
4位 ドメーヌ・ド・ヴィルマジュー・コルビエール・ロゼ
近年大注目の南フランスのワイナリーです。
多くはビオディナミ農法を採用している、自然派のワインです。
南フランスの暖かい気候特有のふくよかな果実味と柔らかい酸味は、スパイシーなインド料理を優しく包んでくれます。
○生産者 ジェラール・ベルトラン
○タイプ ロゼワイン
○品種 シラー、グルナッシュ、サンソー
○生産地 フランス ラングドック・ルーション
3位 カステッロ・ディ・アマ ロザート
イタリアのキャンティの造り手が手がける、大変珍しいロゼワインです。
サンジョベーゼ種を使用して造られため綺麗な酸味に、どこかにほど良い渋みが感じられるのが特徴です。
主張しすぎない味わいに、香辛料の邪魔をせずお楽しみいただけます。
○生産者 カステッロ・ディ・アマ
○タイプ ロゼワイン
○生産地 イタリア トスカーナ
2位 モンテス・シェラブ・ロゼ・オブ・シラー
フルーティーとの表記がございますが、ベタベタに甘すぎず、大変飲みやすい口当たりのロゼワインです。
シラーで作られるため、色味も濃いのですが、スパイシーさがそのままワインにも残っているため、インド料理に大変相性がいいワインです。
ワイン初心者の方にもいいですし、玄人の方にも自信あるオススメワインです。
○生産者 モンテス S.A.
○タイプ ロゼワイン
○味わい フルーティー
○品種 シラー 100%
○生産地 チリ ラペル・ヴァレー
1位 ミラヴァル・ロゼ(コート・ド・プロヴァンス・ロゼ)
ご存知ブラット・ピッドとアンジェリーナ・ジョリーの手がけたロゼワインです。
実は赤も白も造られているのですが、このロゼワインが1番世界的にも評価をされている秀悦な1本です。
完璧なぶどうから造られるワインは、スパイシーなお料理やチキン系のお肉料理にも大変相性がいいワインなので、見つけたらぜひ1度お手にとってみてください。
○生産者 ミラヴァル(ジョリー・ピット&ペラン)
○タイプ ロゼワイン
○品種 サンソー、グルナッシュ、シラー、ロール
○生産地 フランス プロヴァンス
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ロゼワインは産地と品種によっても味わいはもちろん、色味もかなり変わってきます。
ロゼワインだけを楽しむのもすごく奥が深いので、スパイシーな食事とうまく合わさった時の感動は、はかりしれません。
1度是非お試しください。
ステーキを見ただけでもたくさんの方が赤ワインを連想するかと思います。
血の気の滴るぶ厚いお肉や、しっかりと霜の入った日本の和牛のようなお肉も、それぞれ赤ワインは大変相性のいい食材です。
皆様の定番はあるかもしれませんが、ワインの種類は数百万とある中で、特に素晴らしい組み合わせになる赤ワインをランキングにいたしました。
是非ご一読くださいませ。
5位 ポイヤック・ド・ランシュ・バージュ
格付けシャトーの中でも大変人気の高いランシュ・バージュのサードワインです。
ボルドーのワインは基本、熟成をさせ美味しくいただけるものが多いのですが、こちらのワインは若いうちからお楽しみいただけるフルボディのワインです。
ボリュームのあるお肉に大変相性のいいポイヤックのワインを気軽に合わせてみてください。
○生産者 シャトー・ランシュ・バージュ
○タイプ 赤ワイン
○味わい フルボディ
○生産地 フランス ボルドー ポイヤック
4位 ディレクターズ・カット ジンファンデル ドライ・クリーク・ヴァレー
カリフォルニアでは流行りのジンファンデル種をうまく利用したフルボディの赤ワインです。
ソースもいいですが、塩、胡椒のシンプルな味付けのお肉に是非合わせていただきたいワインです。
ワイナリーのご両親はもともとイタリアの移民の方でしたが、大変人気の高い実力派のワイナリーです。
○生産者 フランシス・フォード・コッポラ
○タイプ 赤ワイン
○味わい フルボディ
○品種 ジンファンデル主体、プティット・シラー
○生産地 アメリカ カリフォルニア ソノマ
3位 ジェルノ・ランジュ
年間生産本数が4,400本しかない大変貴重なボデガ・ノートンからの最高級ワインです。
アルゼンチンの主要品種マルベックとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドは、選び抜かれたブドウからさらに厳選され、濃縮度の高いワインに仕上がっています。
お肉文化のアルゼンチンからの、酸味、果実味、完璧な滑らかなタンニンは高級ワインならではの1本です。
○生産者 ボデガ・ノートン
○タイプ 赤ワイン
○品種 マルベック、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン
○生産地 アルゼンチン
2位 ソライア
スーパータスカンの代表ワイン、ソライアは濃厚なフルボディの赤ワインです。
爆弾のように濃いワインですが、その余韻はとても繊細なもので、決して飽きさせないイタリアの中でも究極の1本に選出しても恥ずかしくないワインです。
名門アンティノリが仕上げたワインは、豪華なステーキには欠かせません。
お値段も豪華ですが、ここぞの時のワインには最適な1本です。
○生産者 テヌータ・ティニャネロ(アンティノリ)
○タイプ 赤ワイン
○品種 カベルネ・ソーヴィニヨン75%、サンジョヴェーゼ20%、カベルネ・フラン5%
○生産地 イタリア トスカーナ
1位 ジャクソン・エステート・アウトランド・リッジ・ピノ・ノワール
ピノ・ノワールはお肉との相性は抜群です。
繊細な霜のふった日本の和牛は、ピノ・ノワールのような繊細なワインと合わせてみてください。
ケンダル・ジャクソンの最高級ピノ・ノワールは、果実味と酸味のバランスが大変優れているワインです。
ベリー系のニュアンスも多く、複雑みのあるワインを、お肉の脂を流すイメージで一緒にお楽しみください。
○生産者 ケンダル・ジャクソン
○タイプ 赤ワイン
○品種 ピノ・ノワール 100%
○生産地 アメリカ カリフォルニア メンドシーノ
まとめ
いかがでしたでしょうか。
少々高級ワインを並べてみました。
豪華にいいお肉をいいワインでお召し上がりいただくことは、本当に楽しい時間を与えてくれます。
お肉との相性も大変いいものばかりなので、是非お試しください。