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日本国内でのワインブーム、そして本格的な「日本ワイン」の登場

なんと第7次ワインブームと呼ばれる現在の日本。今まで何度か「ワインブーム」が起こってきた中で、日本人が飲んできたワインにどんな変化があったでしょうか。

簡単な「日本のワイン消費の歴史」、「日本でのワインブーム」、「日本で作られたワイン」についてご紹介していきます。

日本のワイン消費の歴史

さかのぼること明治初期、文明開化により日本人が多少無理をしてでも西洋の文化を受け入れるようになり、牛肉、牛乳などといった食料品と同時に、ワインについても明治時代にそれを楽しむ人々がでてきました。しかしながら、日本人の味覚、あるいは当時の嗜好としてワインの酸味や渋みが口に合わず、当初は何らかの甘味料を入れ人工的に甘くした甘口ワインが受け入れられます。いわゆる赤玉ポートワインがそれ。赤くてあま~いワインが、明治後期から昭和に入り東京オリンピックを迎えるころまで日本における「ワイン」の位置づけでした。東京オリンピック後、日本の生活はがますます国際化が進み、また外国産ワインの輸入自由化がきっかけで、日本人はヨーロッパのワインに出会いました。

日本でのワインブーム

1964年の東京オリンピックから、日本ではワインブームが幾度となく起こっており、そのたびごとに日本の消費者のワインに対する意識はどんどん上がっていきます。

1970年前半   第一次ブーム・・・外国産ワインの輸入自由化

1978年頃    第二次ブーム・・・1,000円ワインブームで家庭でワインを

1981年頃    第三次ブーム・・・低価格一升瓶、紙パックのお手軽ワインの登場

1987~90年頃  第四次ブーム・・・バブル期のボジョレー・ヌーヴォー、

高級ワインブーム

1994年頃      第五次ブーム・・・国産低価格ワインの登場

1997~98年頃   第六次ブーム・・・ポリフェノール効果による赤ワイン健康法

そして2010年代中旬に入り、現在は第七次ワインブームの真っただ中。世界的なワイントレンドが変わっているというのもありますが、和食に合うスパークリングワイン人気、そしてもちろん、国産ワインの充実もその一因でしょう。

日本でできたブドウを100%使った正真正銘の「日本ワイン」が、世界のワイン専門家から高い評価を受け始めています。

日本で作られたワイン

文明開化、同時期に山梨県の勝沼村では甲州ブドウで本格的なワイン醸造が行われたそうです。また現在も国産ワインとして重要な位置を占める岩の原ワインの創業者・山上善兵衛は「日本のワインの父」と言われ、多湿な日本の気候に強い日本独自の品種・マスカットベリーAを開発しました。

しかし最近まで、「国産ワイン」という表示があっても、実は外国から大量にジャム状になったブドウを買い入れ、それを国内で醸造しワインにしていたものが「国産ワイン」と呼ばれていました。

現在は、純粋に日本で作られたブドウだけで作ったワインの質の向上が目覚ましく、山梨県の甲州種、また上記のマスカットベリーAなどの日本地元品種だけでなく、日本の気候、土壌に合ったヨーロッパ品種を使い非常に優れた「日本ワイン」が誕生しています。世界に広がる和食ブームと同時に、日本には「日本ワイン」もあるということが知られてきており、ヨーロッパのワイン評論家たちの評価も毎年上がってきているようです。

地産地消

例えば、フランス・ブルゴーニュに行けばブルゴーニュの田舎料理と、イタリア・トスカーナ地方に行けばアルフレスコと呼ばれる屋外のテーブルを囲んで簡単な家庭料理と…。このように、お金がかからず肩ひじ張らない食事でも、地元の料理と地元のワインは絶品、そしてなぜだか心が落ち着く「おいしい時間」に巡り合えます。

北海道から九州まで、実は日本各地のいたるところでワインが生産されています。世界を飛び回ってワインづくりに情熱を傾けた日本人が作ったもの、または先祖代々受け継がれてきた方法で作られたものもあるでしょう。

今おうちにあるお料理にピッタリなワインが、あなたのおうちのすぐ近くのワイナリーにあるかもしれませんね。

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