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爽やかなドルチェ!ボージョレ・ヌーボーのフルーツスープ

ボージョレ

ボージョレ・ヌーボーと言えば日本ではワインを知らない人も知っているワインですね。かつてブルゴーニュのピノ・ノワールが新芽を食い荒らす害虫により壊滅状態になった時、ブルゴーニュ公がガメイ村で見つけてきた害虫に耐性がある品種がガメイ・ノワールです。ガメイ・ノワールは世界最高の品種ピノ・ノワールと良いワインが作れないとされたために栽培が禁止されたグアイス・ブランの子供でした、初期の頃は副梢にまで実がつくガメイは収量が多いため人気が出て広く栽培されましたが、沢山実がなるものの凝縮感がなく、樹勢が強いために収量調整のしにくいガメイは徐々に栽培されなくなり、わずかに残っていたものもワイン用ではなくブドウ農家が休憩時間にのむ微発酵の炭酸ジュース用に利用されました。この微発酵の炭酸ジュースの名残りが新酒を味わうボージョレ・ヌーボーだと考えられます。その後ガメイ・ノワールは花崗岩土壌でマンガン欠如症になるために樹勢が抑えられ、果実に凝縮感がもたらされるボージョレという地に辿り着き、高品質なワインを作る様になったことでボージョレのガメイとしてこんにちまで生き残っています。日本ではボージョレ・ヌーボーばかりが目立ちますが、ボージョレの本領はヌーボーではありませんので機会があればヌーボーではなく本当のボージョレワインをお試し下さい、しかし今回用いるワインはヌーボーが最適です。

 

フルーツスープの具材

今回は赤ワインベースなので赤いべりー類をいれると統一感が出ます、ただアクセントにブルーベリーをいれても美しく仕上がると思います。まず赤いベリーとしてすぐ思いつくのはストロベリー、つまりイチゴでしょう。現在世界中で栽培されているイチゴはフラガリア・チロエンシスとフラガリア・バージニエンシスの交雑種でチロエンシスから甘さを、バージニエンシスから大きさを受け継いだ8倍体の植物です。ふつうの栽培イチゴでも構いませんが今回はフルーツスープなので、香りが強くて一口で食べやすいフレーズデボアなどのワイルドストロベリーが最適です。他にすぐ思いつくとすればフランボワーズ、つまりラズベリーでしょうか、最近ではラズベリーの香り成分であるラズベリーケトンに脂肪燃焼効果があるとして話題になりました。冷凍食品売り場などでも手に入りやすいために幅広く利用されています。もちろんクサイチゴやバライチゴなどの日本原産ラズベリーも利用可能ですが、カタチがくずれやすいのでオススメしません。しいて言えば北海道のエゾイチゴ、沖縄のホウロクイチゴやリュウキュウバライチゴは実が崩れにくいので利用価値があるかもしれません。冷凍で手に入ると言えば他にレッドカラントがあります、アカフサスグリという植物の果実で、カシスに非常に近い植物です。甘味が薄いため単体では利用し辛いですが、特徴的な酸味があるためミックスフルーツには向いています。

 

調理工程

まずボージョレ・ヌーボーグラス4杯分ほどを鍋にかけアルコールを飛ばします。そこにオレンジジュースとレモン汁を大さじ3杯分いれ、シナモンパウダーで香りをつけます。そこにグラニュー糖を130グラムほど加え溶かし冷蔵庫で冷やします。そこに先ほどのフルーツを好きなだけいれて完成です、食後のデザートとしてお召し上がり下さい。

 

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