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初心者でも失敗無し!ワインの正しい開け方と抜栓時のマナー、アルコール発酵とは?

自宅で友人などにワインをふるまう際は、自らワインを抜栓してグラスに注いであげるのがマナーです。しかしながら、そうは言っても、抜栓が上手くいかずにもたついてしまったら、ちょっと恥ずかしい思いをしてしまうのは避けられませんよね。ここでは、ワインエキスパートの資格を持つ筆者が、初心者でも失敗しないワインの抜栓方法と、抜栓時のマナーを紹介するので、ぜひ参考にしていただければと思います。

 自分にあったワインオープナーを選ぼう

ワインを抜栓するための道具、ワインオープナー。その種類は実に数多く存在します。ワインの抜栓に苦手意識を感じている方は少なくありませんが、まずは自分に合ったワインオープナーを選ぶことが肝心です。

初心者用のワインオープナー

ワインをあまり自分で抜栓した経験が無いという方は、人前でワインを抜栓するだけでも緊張してしまいますよね。そんな初心者の方にお勧めのワインオープナーが、取っ手がついている「歯取っ手型」のオープナーです。スクリューコルクに差し込み、くるくるとハンドルを回して、取っ手が上に上がるくらい奥まで差し込んだら、後は取っ手を下げるだけで簡単に抜栓ができます。特に力も要らないので、女性にもお勧めのオープナーです。

また、ハンドルをひねるだけで抜栓できるスクリュープル型のものも、初心者の方でも手軽に使えます。それから、フィルム専用のフォイルカッターなどもあると、きれいにフィルムがはがせるので、抜栓がよりスムーズに行えて便利でしょう。

ソムリエナイフ

ワインを本格的に、そしてかっこよく抜栓したいという方には、ソムリエナイフがお勧めです。フィルムカットから抜栓まで1本でできるソムリエナイフは、ワイン愛好家なら一度は使ってみたい憧れのオープナーですよね。

ソムリエナイフの使い方がわからないという方でも、Youtubeなどの動画配信サイトで、ソムリエナイフの使い方の解説動画が配信されているので、参考にしてみるといいでしょう。なお、ソムリエナイフ初心者や、力の弱い女性などには、フックが二段階に別れたソムリエナイフもお勧めです。

ソムリエナイフを使いこなせるようになるには、「習うより慣れろ」という言葉がピッタリです。スマートに抜栓できるようになるため、日ごろからワインを楽しむ際には、ソムリエナイフを使って抜栓してみると良いでしょう。

ワイン抜栓時のマナー

ワインを抜栓する際、気を付けておきたいマナーがあります。それは、ワインの口を他人に向けないということです。ソムリエナイフを使われる方は、ワインを傾けて抜栓する方が多いですが、他人の方へ向けないよう注意しましょう。

また、シャンパンなどの栓を勢いよく飛ばすのも、実はマナー違反です。電球や窓ガラスなどにあたったら危険ですし、万が一事故があれば、楽しいはずのパーティーも台無しです。お祝いの席などでは勢いよく音を鳴らして開けることもありますが、音を鳴らさず優しく静かに開けることが、本来のスマートな開け方です。

ワインを飲む際に、お店であればソムリエやスタッフの方がワインを開けてくれます。グラスワインの場合は、自分でワインを開ける必要はありません。しかし、他の場合では、自分のワインボトルの栓を抜かなくてはいけません。そこで、スムーズにワインボトルを開ける方法をご紹介します。

ワインボトルの開け方

ワインボトルの栓には、2つの種類が存在します。スクリューキャップとコルク栓です。この2つの栓開け方は、それぞれ異なります。

・「スクリューキャップの開け方」

現在では、スクリューキャップのワインボトルが増えてきています。簡単に開けられるというところが特徴です。また、ワインに匂いが移りにくいキャップも販売されています。スクリューキャップの種類には、ショートタイプ、ロングタイプ、などがあります。

・「コルク栓の開け方」

コルク栓のキャップシールをはじめに剥がします。ソムリエナイフなどを使用して剥がします。次に、コルクスクリューをコルク栓に差し込みます。ここでポイントとなるのは、コルク栓に対して、コルクスクリューが垂直になるように入れていくことです。また、差し込む深さについても適度な深さで差し込みましょう。

スパークリングワインやシャンパンの開け方

・はじめにボトルを冷やします。

スパークリングワインやシャンパンをスマートに開けるには、冷やす作業が必要です。冷やすことで、開封する際に急に泡が出るのを防ぎます。ポイントとして、ワインボトルを斜めに持つことをオススメします。

・キャップシールをはがす。

ボトルの上部を覆っているキャップシールを剥がしていきます。

・針金部分を緩めます。

親指でコルク上部をおさえて、針金を緩めていきます。針金を緩ませて付けたままコルク栓を抜きます。

・コルクを抜く

コルクを抜くときは、コルク栓を親指でおさえたままボトル側を回して抜いていきます。徐々に回しながらやることでコルク栓が上がり、ガスも抜けていきます。ガスが十分に抜けたのならコルク栓を静かに引き抜きます。

ワインボトルを開ける際に使用するワインオーブナーの種類

ワインのボトルを開ける際に使用するのは、一つではありません。様々な道具があるので紹介していきます。

・ソムリエナイフ

ワインソムリエが使用しているソムリエナイフです。使い慣れると、とてもやりやすく最もスマートな道具です。

・ウイング型オーブナー

スクリュー部分をコルクに刺し、両側のレバーを引き下げることでコルクを引き抜きます。

まとめ

いかがでしたか?ここで紹介したワインオープナーから自分に合ったものを選び、ぜひ人前でも失敗せずにワインをかっこよく抜栓できるよう練習してみてくださいね。それと同時に、抜栓時のマナーにも気を付けるようにしましょう!

 

「アルコール発酵」

ワインは、ブドウ果汁から造られますが
いつ、どうやって「アルコール」に変化するのでしょうか。

今日は、ワイン造りの過程で最も重要な
「アルコール発酵」について学びましょう。

酵母の働きで、ブドウジュースからアルコールに変わる

ワインの風味においては、ブドウ自体の質が最も重要ですが
ワイン造りのプロセスも大きな影響を及ぼします。
その核心となるステップが、アルコール発酵と呼ばれるものです。

アルコール発酵は、ブドウがワインに変身する過程そのもので、
醸造、ひいてはワイン製造全体の中で、もっとも中心となる大事な過程です。

発酵期間は、一般的に1~3週間くらいです。

微生物である酵母が、ブドウ果汁中の糖分を分解して
アルコールと二酸化炭素に変えていきます。
ここで、ブドウジュースから「アルコール」へと変わるのです。

発酵は自然に始まって一定期間続き、糖分がなくなれば自然に終わります。

このときアルコール以外にもいくつかの香気成分が生成され、ワインの質を大きく左右します。
香気成分をより多く得たい場合は、15℃から18℃程度の比較的低い温度で発酵させます。

だから、甘口も辛口もできる

白ワインの発酵温度は、だいたい15℃から23℃程度、赤ワインの場合は少し高く、
25℃から32℃程度が一般的です。
(白・赤とも、ブドウの状態やワインのタイプなどによって差があります)

ブドウの糖分が、すべてアルコールになるまで発酵を進めれば、糖分の残らない辛口のワインになり
途中で酵母の活動を抑えたり除去すると、糖分が残って甘口のワインになります。

甘いブドウ果汁から辛口のワインができるのは
このメカニズムによるのです。

ワインのスタイルを決める醸造方法

ワイン造りを極端に単純化すれば、ブドウを潰し
アルコール発酵を引き起こすだけになります。

とはいえ、現在のワイン造りではアルコール発酵の前後や最中に
さまざまな技術が用いられて、そうした技術も風味やスタイルの違いになります。

ワインの品質の工程は、原料ブドウの質でほぼ決まりますが
ワインのスタイルは醸造方法に大きく左右されます。

たとえば、同じ黒ブドウから赤、白、ロゼのすべてのワインを造ることができますし
スティルワインもスパークリングワインも作ることができます。

アルコール発酵をする酵母は、どこから来る?

酵母にもいろんな種類がありますが
アルコール発酵を行うのは、「サッカロマイセズ・セレヴェシエ」という酵母です。

この酵母は、ワイン産地に広く生育しており
ブドウ畑やワイナリーの内部に住み着いています。
ブドウをつぶして置いておくだけで、アルコール発酵が自然に始まるのはそういう理由です。

ただし最近は、研究室で純粋培養された市販の「培養酵母」も広く利用されています。
(パンのイースト菌のようなもの)

培養酵母に対して、ブドウ畑やワイナリーに生育する酵母を天然酵母と呼びます。
培養酵母の方が、天然酵母より発酵プロセスをコントロールしやすいのですが
風味の複雑性においては、天然酵母の方が勝ると言われています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ブドウジュースからアルコールへと変化させるには、酵母が必要となりますが、
この酵母は、自然の酵母が付着してアルコール発酵が進む場合もありますし、
人工的に作られた粉状のものを添加する場合もあります。

酵母は、そもそも自然界の植物や果物など、いろいろなところに生息する「菌」です。
「菌」と聞くと悪い物のようなイメージがありますが、この酵母によっていろんな食物を発酵させ、
ビールや日本酒などの他のお酒や、味噌、チーズ、醤油、パンなどの食品を作ってきました。
最近は、健康によいということで発酵食品がよく取り上げられていますよね。

健康のために、ワインも飲みすぎず、適量を長く楽しみたいですね!

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