ワインソムリエ.net

ワインの種類ソムリエ試験検定や資格スクール通信教育通信講座の評判口コミ人気比較ランキングなど

日本のワイン祭りと長野ワインの魅力

各地のワイン祭り

ドイツのミュンヘンでは毎年恒例世界最大のビール祭りがあることは日本でも有名ですが、ワイン祭りというものも各地に存在しており、日本でも沢山のワイン祭りが行われています。ちなみにドイツではバートデュルクハイムというところでデュルクハイム・ヴルストマルクトという世界最大のワイン祭りが9月頃に行われています。日本での知名度は今ひとつですが、世界的に有名なミュンヘンのビール祭りが1810年開催に対し、ワイン祭りは1417年開催と非常に古い歴史があります。

日本ワインMatsuri祭りat豊洲公園

日本のワイン祭りとして、北海道から九州まで日本各地のワインを楽しめるのは、6月頃に毎年開催されているこの日本ワインMatsuri祭りat豊洲公園だけです。オリジナルプラスチックグラス200円とチケット10回分1000円から参加が可能で、日本ワインの需要拡大を図るために開催されているそうです。ドイツからの輸入苗を自家増殖させて栽培しているゲヴュルツトラミネールで有名な北海道ワイン(株)や、清舞や山幸など地元の野生葡萄とワイン用葡萄の交配種に力を入れている池田町ぶどう研究所などの北海道から、もちろん樹齢130年以上と日本で最も古い栽培葡萄樹である山梨県の指定文化財“甲龍”からの株分けクローン苗でワインを作っている大和葡萄酒、甲州と共に国際的ワイン品種と認定されたマスカットベリーAを作出した川上善兵衛の岩の原葡萄園、さらには中国、九州までの様々な地域のワイナリーが参加しています。

勝沼ぶどう祭り

日本で最大級のワイン祭りとして有名なのがこの勝沼ぶどう祭りです。1000円で専用グラスを購入することにより、その場に集まったワイナリーのワインが飲み放題になるため大変混雑しています。さらにグラスが5000個限定のため、勝沼ぶどう郷駅、もしくは塩山駅から200円でシャトルバスが出ているので、好機を逃さないように朝一で向かうのがよいでしょう。日本古来のぶどう甲州が2000kgも無料配布されるので、ぶどう好きにもたまらないイベントです。

勝沼ぶどうの丘ワイン祭り

勝沼ぶどう祭りが終わってしばらくすると、かつて一世を風靡した巨峰の古木たちが 出迎えてくれる勝沼ぶどうの丘では、噴水広場にて11月3日に勝沼ぶどうの丘ワイン祭りが開催されています。県内10以上の精鋭ワイナリーが参加しているため、初心者からベテランまで気軽に楽しむことができるイベントです。春には桜が美しく、近くにあるぶどうの丘ワインカーヴでも県内の多数のワイナリーのワインが試飲できるためオススメです。

日比谷公園山梨ヌーボー祭り

11月3日、勝沼ぶどうの丘噴水広場で行われるワイン祭りと同日に東京でも日比谷公園噴水広場で山梨ヌーボー祭りが開催されています。なぜ日比谷公園なのに山梨ヌーボー祭りという名前なのかというと、国際的ワイン品種として世界に認知された山梨の甲州ぶどうと、岩の原葡萄園設立者の川上善兵衛が作出したマスカットベリーAがかつての山梨県の栽培推奨品種であり、この2種が現在でも山梨県の代表品種です。そのためこの2種のみを持ち寄ったこのイベントは山梨ヌーボー祭りという名前がつけられました。ちなみに山梨ヌーボーの解禁日が11月3日なのでこの日に開催されています。

近年注目を集めている「日本のワイン」。
今日は、中でもワイン用ブドウ生産量日本一を誇る
長野県のワインをご紹介します。

ブドウ栽培に適した産地、長野県

近年、長野県産ワイン「NAGANO WINE」は、その品質で日本のワインをリードするほどの存在に。
その理由の一つに、気候など自然条件に恵まれている点が挙げられます。

雨が少ない

収穫期を迎える夏から秋に雨が多いと、ブドウの果汁が希釈したり病気になってしまったり
良いぶどうが収穫できなくなってしまいます。
その点、長野県は雨量が少なめで、ワイン用ぶどう栽培に適しているといえます。

日照時間が長い

さらに、ブドウの糖度や酸度を高めるためには、日照時間が長いことも大切です。
雨の少ない長野県は日照時間が長めで、特に春から秋にかけてのぶどう栽培に大切な時期には
実は、宮崎や小田原よりも日照時間が長いのです。

昼夜の温度差が大きい

一日において温度の寒暖差が大きいと、ブドウの糖度が高まり
十分な酸味も残ります。

内陸性気候の長野県は、昼夜の温度差が大きいという特徴があり
これも、ワイン用にふさわしいブドウになるサポートをしています。

水はけが良い

日本の中では雨が少ない長野県ですが、ボルドーなど欧州の銘醸地と比べれば多いことも事実。
ただし、県内にはいたるところに傾斜地があるため、雨が降っても水はけに有利です。

また、河川が運んだ小石や砂混じりの土壌が各地に広がっており
傾斜地と土壌の質とが相まって、水はけの良い畑ができています。

その土地にあった品種を栽培できる

ボルドーやブルゴーニュなど、銘醸地といわれるワイン産地では、
その土地に適したぶどう品種を選んで、栽培されています。
ブドウ品種によって、寒冷地か温暖地など、栽培の向き不向きがあるためです。

長野県は南北に長く、各地で気温など気候が少しずつ異なるため、
気象条件に合わせて、多彩な品種のぶどう栽培を行うことが可能です。

個性的なワイナリー

長野県のワイン造りの歴史は、明治時代にまでさかのぼります。

大正から戦前にかけて、生食用ブドウなどの栽培と醸造を経て、
戦後、塩尻・桔梗ヶ原や小布施などから、本格的にワインづくりが行われるようになりました。

ブドウ栽培と醸造という、農業と工業の2つの側面を持つのが、
ワインづくりの仕事です。

ブドウの持つ力が存分に引き出されたワインをつくるには、深い知識と経験が要求されますが、
長野県にはそれぞれの地域に適した栽培・醸造の技術を有する
大小25の個性的なワイナリーが存在します。

小さいながら良質のワインをつくる新進ワイナリーから、
安定した品質で多彩なラインアップをそろえる大手ワイナリーまで、スタイルや規模はさまざまです。

コンクールでの評価

NAGANO WINEが、近年有名になった理由の一つに、
2003年から毎年開催されている、国産ワインコンクールでの実績があげられるでしょう。

国産ワインコンクールは、ヨーロッパのワインジャーナリストや
日本を代表するソムリエらも参加する権威あるコンクールで、
NAGANO WINEやワイン用ぶどうを使用したワインの数々は、厳しい審査をくぐり抜け、毎年上位に入賞しています。

また、海外で行われるワインコンクールにおいても、受賞するワインが増えてきています。
1980年代末、桔梗ヶ原産のメルローで醸造されたワインが、
リュブリアーナ国際ワインコンクールで最高位の大金賞を勝ち取ったのを始めとして
近年は数々の権威あるコンクールで、多くのNAGANO WINEが次々と入賞を果たしています。

まとめ

いかがだったでしょうか。
長野には見学のできるワイナリーもたくさんあるので
ぜひ旅行もかねて行ってみてはいかがでしょうか。
大規模ワイナリーから、民家のような一軒家までさまざまなワイナリーがありますので、
好みに合わせて選んでみてください。

タイミングが合えば、畑にブドウがなっている様子や醸造しているところ、
ボトルに詰めて出荷されているところなど、店頭に並ぶまでの背景を知ることができます。
また、生産者の苦労や思いを知ることで、さらにおいしく感じられるものです。
試飲ができるところも多いので、ぜひ飲んでみてくださいね。

さらに、その土地の名産品などと合わせて買って帰れば、
家でもまた旅の思い出とともにもう一度楽しむことができますよ。

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

Return Top