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1度は飲むべきワイン安ウマ銘柄一覧とスクリューキャップについて

安ウマワイン

かつては流通の便や生産者側の技術が足りないために安いワインは安いなりの味わいのものしかありませんでしたが、現在ではマイナーな生産者からもワインが届くようになったため、安いにもかかわらず素晴らしい味わいを見せるワインが増えてきました。今の時代、ワインは値段では測れないものになったため、ある意味では楽しみが増えました。

ツェラーシュヴァルツカッツ

誰もが1度は飲むワインとして日本では絶大な人気を誇るのがこのツェラーシュヴァルツカッツです。最近ではコンビニでも見ることがあるくらい日本に定着しましたが、その理由は甘味の強いワインとして味わいのクオリティが高く、甘すぎず酸っぱすぎずと日本人好みのため、ワインの苦手な日本人でも飲めるワインがこれです。黒猫の絵が描かれていることが有名ですが、昔、ワイン商が買い取る樽を選ぶ際に迷っていたら、ツェラーペタースボーンの区画のワイン樽に黒猫が座り込んだためにこのワインを選びました。そのごこの区画のワインの評判がよかったためにワイン商が、あの黒猫が座った樽の区画をくれと頼んだ際に、分かりやすいようにその区画の名前を黒猫という意味を持つツェラーシュヴァルツカッツに変更しました。しかし、かつては黒猫が選んだ珠玉のワインだったツェラーシュヴァルツカッツも近隣に偽物が現れ、結局はまとめて大きな区画として登録されてしまいました。そのため、かつての味わいと現在の味わいはかなり異なるとは思いますが、それでもなおここまでの人気を得るなんて黒猫おそるべしです。

ラ・パッション

一言で説明すると可愛らしい変な絵が描いてある美味いワインということになりますが、このワインはスレート層が幾重にも重なってできたシスト土壌の火山跡地なため、非常に水はけがよくブドウの栽培に最適な畑で作られています。実はこのスペイン国境近くのルーション地方は、ワインの生産地としてはフランス最古で、濃厚で甘味の強いラ・パッションは世界中に人気が出ました。トレードマークのキャラクターは太陽や月を表しており、毎年絵が異なるのでコレクションするのも良いかもしれません。

ジヴリ・ヴァンサン・ランプ

ジヴリと言えばフランソワ・ランプが有名ですが、こちらはその兄弟。ヴァンサンランプのワインは、万人受けのする優しい味わいで樽の使い方が非常に上手いものが多い印象があります。プルミエクリュで4000円と非常にコスパの良いワインですが、品質の高さから現地フランスのレストランでは引っ張りだこなため、手に入れることがなかなか難しいワインです。

シャトープピーユコートデカステヨン

神の雫により一躍人気を得たワインの1つですが、それ以前からブラインドテイスティング大会であのシャトーペトリュスと張り合ったなどという噂が広まったため非常に人気がありました。値段は2000円台と比較的安価なのにもかかわらず味わいがとてつもなくエレガントなために日本でも爆発的な人気があります。メルロー100パーセントという徹底ぶりで、味わいの割にコスパの良すぎるワインです。南アフリカやギリシャでワイン醸造の修行を積んでいたフィリップカリーユですが、1790年にフランスにもどり後を継ぎました。

コルクとスクリューキャップ、どっちを選ぶ?

ワインの栓には、昔ながらの天然コルクと、最近増えているスクリューキャップなどがありますが
ここ数年、天然コルクの使用をやめ、スクリューキャップを採用するワイナリーが急激に増えてきました。
でも、もし全く同じワインが、コルクとスクリューキャップで並んでいたら、あなたはどちらを選びますか?
スクリューキャップより高級感があって、おいしそうに見えるという理由で、
おそらくコルクを選ぶ方が多いのではと思います。

コルクはワインを汚染する

高級ワインでは、長い間天然コルクが用いられてきました。
でも、天然コルクはワインを汚染させることがあるのです。

天然コルクは木の樹皮で造られており、コルク栓を作る段階で塩素で漂白しています。
そこに青カビがつくと、コルク臭と呼ばれる、カビや濡れた段ボールのような不愉快な臭いが発生し
ワインに移ってしまうという問題が発生します。
コルク臭がもっとも多く発生した時期には、なんとワインの20パーセントもあったというほど!

コルク臭はワインの風味や果実味を奪ってしまいますが、
プロのソムリエやよっぽど詳しい方でない限り、多くの方がこのワインの汚損をコルクによるものと判断できません。
つまりワインを飲む5人に1人はカビにより汚損したワインを飲み、
その味をワインの持つ本来の味だと判断してしまっているのです。
これでは、本来はおいしいはずのワインの評価を誤って下げてしまうという、
とても残念なことですね。

またコルクは酸素を通してしまい、ワインの酸化を進めてしまいます。
酸化が進むと、ワインの果実感が損なわれます。
さらに樹の樹皮で作った天然素材なので、個体ごとのばらつきが大きいことも指摘されます。
つまり、同じワインでも、コルクによって多量の酸素を通すコルクと少量の酸素しか通さないものがあり、
ワインの味がコルクによって左右されてしまうのです。

代替品として生まれたスクリューキャップが、コルクをしのぐ?

このような、コルク臭の問題でコルクの使用をあきらめざるを得なかったのが、
新世界のオーストラリアやニュージーランドでした。
各地で上質なワインがたくさん造られるようになると上質なコルクが不足し、
新興産地に供給されなくなったのです。
そこで1990年以降、オーストラリアやニュージーランドでスクリューキャップが急速に普及しました。

スクリューキャップは、上記のような天然コルクの問題が一切発生しません。
今やニュージーランドでは、90%のワインがスクリューキャップを採用しているほど。
工業製品なので酸素透過量はほぼ均質で品質を保ちやすいこと、
また栓を開けやすい、保管しやすいなど扱いが簡単なのもメリットです。
それに、果実感を重視するなら、コルクよりスクリューキャップのほうが優れているのです。

まとめ

ただし、フランスやイタリアなど伝統的なワイン産地では
いまだに「スクリューキャップ=安物」というイメージの問題もあります。
実際、日本でもそのイメージはまだまだありますよね?

でも、昨今スクリューキャップに切り替えている、優れた生産者が次々と出てきています。
コルクによる高級感や消費者受けよりも、本質であるワインの品質を一番に考えているという証ですね。
いまや、数千円以上の高級ワインがスクリューキャップというのは珍しくありません。
品質が保たれ、簡単に開けられ、保管にも便利なスクリューキャップについて
ぜひ見直してみてください!

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