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スパークリングワインの保存

スパーリングワインとは

スパークリングワインは発泡性のあるワインのことで、密閉空間で発酵させると酵母が糖を分解し二酸化炭素(炭酸ガス)&アルコールを生み出すため、炭酸ガスが液中にとどまることになります。シャンパンなどの伝統的な製法で作られるスパークリングワインは密閉空間での発酵を起こすため、瓶内二次発酵を行います。その際に使われる酵母は、一次発酵で生まれたアルコール濃度プラス二次発酵で炭酸ガスと共に生まれたアルコール濃度に耐えるため、通常のサッカロマイセス・セレビシエではなく、より低温に強くアルコール耐性が高いサッカロマイセス・バヤヌスが利用されています。ですが、安価なスパークリングワインは普通の炭酸飲料と同じく炭酸ガスが外部より充填されているものも多くあります。そういったものはシュワシュワとした泡が特徴で、シャンパンのようにカラカラと音が鳴るような泡を持つことはありません。

振動

スパークリングワインの保存で第一に大事なことは振動を与えないということです。スパークリングワインは内部に炭酸ガスが充満しているため、とても強い圧力がかけられています。最悪ビンが破裂することもありますので、なるべく振動を与えないように気をつけましょう。振動を与えると、破裂しない程度であっても内部の泡が大きくなってしまい、グラスについですぐに炭酸が抜けてしまいますので、少しの振動でも気をつけることが大事です。

温度

温度についてですが、スパークリングワインの保存はワインと同じく12~15度程度が適温です。よく冷蔵庫で保存してしまう居酒屋や小型レストランがありますが、スパークリングワインについての冷蔵庫保存は言語道断です。冷蔵庫では4~8度になるので、飲む直前に冷やすのであれば構いませんが、10度を下回る低温にさらされてしまうと酸が結晶化してしまい、酸味が抜けてしまいます。スパークリングワインは多くの場合発酵後に補糖されているため、酸味が抜けてしまうとジュースのように甘ったるいだけのお酒になってしまいます。高温になってしまうのもいけません。高温になってしまうとスパークリングワインではビン内の炭酸ガスが膨張し、それこそ破裂や液漏れがおきてしまいます。

湿度

スパークリングワインの保存にも湿度管理は大切です。通常のスティルワインと異なりシャンパンでは特殊な形状のコルクが用いられますが、このコルク栓も乾燥してしまうと激しく液漏れを起こしてしまいます。保存湿度は通常のスティルワインと同様の75~80%で問題ありませんが、プラスチック栓のスパークリングワインでは気にする必要がありません。スパークリングワインの保管年数は通常のスティルワインと比べるとかなり短く、1~2年ほどのものが多いので、早めに飲みきってしまいましょう。シャンパンの場合は10年以上もつものもありますが、一般的に製造工程での熟成が行われた年数と同じ年数の保存ができると言われているので、一度調べてから考えるのも手かも知れません。ノンヴィンテージシャンパンは1から2年、ヴィンテージシャンパンは3から5年、プレステージは7から10年が基本になっています。

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