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安くて美味い!南アフリカのワイン

南アフリカとは

南アフリカと言えばどんなイメージがあるでしょうか?アフリカなのでライオンやシマウマが走り回る乾燥したサバンナやそこでたくましく生きる黒人部族の人々など、日本人からするとそういうイメージがありますよね。ですが南アフリカは、砂漠から森林まで変化に富むフィールドがあり更には標高2000m以上の山が存在するため、高原から平野まで様々な気候があります。そして南アフリカは黒人以外にも多数の白人やアジア人が広く住んでいる多民族国家です。

南アフリカワインの歴史

南アフリカのワインの始まりは1659年に東インド会社初代総督であるヤン・ファン・リーベックが作ったものが始まりであったことはあまりにも有名です。ナポレオンが幽閉時期に好んで注文していたという伝説のデザートワインであるコンスタンシアは1778年に誕生していますが、その後の1866年に到来したフィロキセラによる大災害やアパルトヘイト(人種隔離政策)などでそのコンスタンシアも壊滅状態になってしまいました。1925年に世界的に有名な醸造学部があるステンレンボッシュ大学のアブラハム・I・ペロルドが気温の高い地域でも酸味が抜けないサンソーとブルゴーニュの高貴品種であるピノ・ノワールを掛け合わせ現在では南アフリカの顔ともいえるピノ・タージュを生み出しました。

ピノ・タージュ

ピノ・タージュはピノ・ノワールのピノとエルミタージュ(サンソーの別名)のタージュを合わせつけられた名前で、味わいはピノ・ノワールよりも遥かに渋みが強く若い内は少し固いですが凝縮感と適度な甘味、それに両親から受け付いた豊かな酸味が合わさり肉料理から魚料理まであらゆるシーンに対応できるポテンシャルを持っています。香りはどちらかと言うとサンソーに近いですが、開けた瞬間にはピノ・ノワールのような香りがあります。熟成するとピノ・ノワールに近づき紅茶のような香りを持ちますが、日本では熟成したものが手に入りにくいためにこの素晴らしいブドウの評価があまり高くありません。

南アフリカのブドウ品種

南アフリカで利用されるブドウは多民族国家で様々な人種が生活しているのと同じように、ピノ・タージュをはじめ様々なブドウが栽培されています。最も有名なのがスティーンで、南アフリカでは広く栽培されています。スティーンはフランスでいうシュナン・ブランのことです。南アフリカの人々はどちらかというと白ワインを好むようでシャルドネやセミヨンなどのフランス品種や北アフリカ原産のハネプート(マスカット・オブ・アレキサンドリア)やブランデー品種のコロンバール、ケープ・リースリングやヴァイサー・リースリング、ミュスカ・ド・フロンティニャンなどがあります。ピノ・タージュが有名であるように赤ワインも沢山作られており、ステンレンボッシュではカベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フラン、冷涼なエルギンではピノ・ノワールもあります、メルローやサンソー、そしてルビー・カベルネもありますが最近だんだん増えてきているのはシラーでトゥルバッハなどで栽培されています。

まとめ

南アフリカは様々なタイプの土地があり更には多民族国家です、そのため様々なブドウが栽培されているので自分にあったワインを見つけることが出来ます。カリフォルニアよりもワインの歴史が古く、様々な工夫によってどんどん新しいワインが生まれているのでこれから先も楽しみなところです。

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