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スペインワインのラベル  産地名

醸造技術が向上し国際競争の中、洗練されたワインが続々と登場しているスペインワイン。

以下に、スペイン国内全域に広がるワイン産地をご紹介します。

リオハRioja

スペインを代表する赤ワイン。伝統的なリオハは、テンプラニーリョTempranillo種を主に、許可されたいくつかのブドウ品種をブレンドして長く熟成させた状態で市場に出すのが主流でしたが、近年は単一品種で作られたものも作られています。酸化したような味わいだった少量生産される白ワインも、この頃では新しい醸造法により果実味が前面に出たやや爽やかなスタイルになっています。

ナバラNavarra

リオハと同じようなスタイルの赤ワイン、またはカベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon

種などとのブレンドの赤ワインも増えています。濃い色の果実のアロマを小さい樽を使うことによって出すことにも成功しています。白ワインもシャルドネ種などの国際品種とスペインの地元品種とのブレンドをしている生産者も。

ぺネデスPenedes

バルセロナの南西にある大きな生産地。主にガルナッチャGarnacha種からフルボディな赤ワインを生産しているほか、スペインの有名なスパークリングワインCavaカバ用のブドウ栽培もおこなっています。昨今では、地元品種のテンプラニーリョTempranillo種の他、カベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon種、カベルネ・フランCabernet Franc種、メルローMerlot種、ピノ・ノワールPinot Noir種の栽培も始めたことでワインの品質が向上しています。

プリオラートPriorat

世界のワイン生産者と愛好家が一番注目するスペインワイン。過去数十年で、ブドウ畑、醸造所とも大きな変貌を遂げ、その恵まれた地形と土壌を利用し偉大な赤ワインを作り出しています。凝縮し且つ新鮮な果実香味が豊富なこの赤ワインは、ガルナッチヤGarnacha種、カリニェーナCarinena種という地元品種とカベルネ・ソーヴィニヨンCabernet Sauvignon種の品種のブレンド。

リベラ・デル・ドゥエロRibera del Duero

標高が高いこの地域は、その寒暖の差の影響で特に赤ワインの品質が向上しています。テンプラニーリョTempranillo種から作られるこのワインは、色が濃くパワフルでタンニンの強い赤ワイン。国際品種とのブレンドも、名手ベガ・シシリアVega Sicilia(注:1992年の万博で金賞を受賞したスペイン一の作り手と言われる)の影響で許可されるようになりました。

ルエダRueda

リベラ・デル・ドゥエロとトロに挟まれたこの地域では、白ワインの評価が非常に高くなっています。ベルデホVerdejo種から作られたアロマのしっかりしたエレガントなワインは、シンプルな果実香味の爽やかなワインか、フルボディのしっかりした白ワインとなります。またソーヴィニヨン・ブランSauvignon Blanc種とのブレンドも許可され、いずれかの品種名がラベルに記載されていることもあります。

リアス・バイシャスRias Baixas

アルバニーニョAlbarino種から作られた、きりっとした酸味の爽やかなスタイル、または芳醇なタイプの白ワインが非常に人気を呼んでいます。

バレンシアValencia

地元品種から気軽に飲むタイプの赤、白、ロゼワインを作っています。テンプラニーリョTempranillo種を使って質の高いワインを作ろうという動きもあるようです。

フミーリャJumilla

バレンシアと似たタイプのワインを作っていましたが、栽培法、醸造法の改良で、果実味のある新しいタイプのワインが市場に出回っています。

ラマンチャLa Mancha

白ブドウ品種のアイレンAiren種から大衆向けのワインを作っていましたが、このところ国際品種を使って品質が向上してきています。

バルデペーニャスValdepenas

ラマンチャと似た気候でありながら、テンプラニーリョTempranillo種、またはテンプラニーリョ種と国際品種とのブレンドで質の高いソフトな口当たりのフルーティな赤ワインが作られています。

スペインワイン産地の名前は日本人には覚えやすい?

フランス語やドイツ語といった言語に比べて、日本人はスペイン語を覚えたり発音したりするのに長けているとよく言われるようです。音的に発音しやすいのが一因なのか地名も覚えやすいような気がします。リズミカルに発音できるスペイン語。その延長上で、ワイン産地名を覚えていけるのでは?いちばん有名な内陸部のリオハを中心に、同じく上質ワインの産地プリオラート、リベラ・デル・デュエロ、新しいタイプの白ワインが好評のルエダ、デイリーワインとしてこれからどんどん出てくるであろうラマンチャやバレンシアなど、声に出していってみたら記憶に残るでしょう。今後、さらに洗練されていくと予想されるスペインワイン。もっともっとおいしいワインに出会える可能性が高そうです。

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