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王のワイン「シャトー・ラフィット・ロートシルト」

5大シャトーの中でも最も繊細で優美と言われる
「シャトー・ラフィット・ロートシルト」。

ラフィットを形容するとき「気品」という言葉なくしては語れません。

10年は持つと言われるほど長期熟成のラフィットは、
ボルドーの真髄ともいえる、究極のエレガンスを体現しています。

今日は、「シャトー・ラフィット・ロートシルト」について
調べてみましょう。

農園から始まった歴史

「ラフィット」という呼び名は、中世の農園の名称として14世紀の文献に登場します。
「ラフィット」は、古いガスコン語で「小高い丘」を意味する
「La Hite (ラ・イット)」が転じて名づけられました。

古くからこの地にはブドウ畑が存在していたと考えられていますが、
銘醸ワインの作り手として評価が高まるのは、
17世紀にセギュール家が、シャトー・ラフィットの所有者となった頃でした。
ジャック・ド・セギュールがブドウ畑を広げ、ワインの生産を本格化させていきます。

1695年、ジャック・ド・セギュールの息子にあたるアレキサンドルは、
シャトー・ラトゥールの後継者であった女性と結婚し、
ラフィットとラトゥール、これらふたつの領地は統合されました。

しかし、セギュールの子には男がいなかったため、
シャトーは4人の娘に分与され、ラフィットとラトゥールは再び分離します。

その後、数人の所有者を経ながらも、1855年のパリ万国博覧会で行われた
メドック公式格付けでは、第1級格付けの筆頭として最高評価を受けました。

そして1868、ロートシルト家が競売に出されていたシャトー・ラフィットを競り落し、
新たな所有者となりました。
シャトー・ラフィットは、そこで「シャトー・ラフィット・ロートシルト」と改名され、
ロ―トシルト家に引き継がれたのです。

苦難の時代

しかし、19世紀末から20世紀前半は、「シャトー・ラフィット・ロートシルト」にとって
とてもつらい時代でした。

ブドウ畑がフィロキセラ病の被害に遭い、働き手に関しても
第一次世界大戦や経済統制により大きな制約を受けたのです。

さらに、第二次世界大戦でフランスがドイツ軍によって占領されると、
ラフィットはロートシルト財閥の財産であることを理由に解散させられ、セラーも略奪を受けました。

しかし、ロートシルト家のメンバーは、1945年末にその所有権を奪い返し、
エリー男爵の下でシャトー再生への道が開かれました。
特に1945年、1947年、1949年には素晴らしいヴィンテージが誕生し、
これまでの努力が報われたのです。

復活ののろしは上がった!

その後、1973年から1976年に再びボルドーは危機的状況に置かれましたが
1975年と1976年に授かった偉大なヴィンテージが再起のきっかけとなりました。

そこから、エリー男爵の甥エリック男爵に運営が引き継がれ、再生は確かなものに。
エリック男爵は、ワイン造りを熱心に研究し、技術チー ムの人材補充など
シャトー運営に新たな息吹をもたらします。

近年においては、2000年から2010年にかけて、
ブドウ生育期間に比較的乾燥した天候が続いたことで、
続々と類まれなる最上級ヴィンテージが誕生しています。
今後熟成と共に一層、品質の良さが形成されていくと期待されています。

まとめ

いかがだったでしょうか。
あの5大シャトーの中でも、「王のワイン」として五大シャトーの筆頭に君臨するワインの味とは、
一体どのようなものなのか想像が膨らみますね。

でも、やはり大変高価なので、そう簡単には手を出しづらいですよね。
そんな時におすすめなのが、セカンドラベルの「カリュアド・ド・ラフィット」。
こちらもお安いとは言えない価格ですが…
それでも第一級のシャトーラフィットと比較するとためしやすい価格ではあります。

シャトーラフィットでは、大体全ブドウの30%程度が第一級に、
40%程度がカリュアドとして使われているそうです。

セカンドと言っても、最近ではそのクオリティの高さで、
他の格付シャトーを凌ぐ人気が出ていますので、ぜひ飲んでみてください!

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