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オーストラリアワインについて

アメリカ、チリ、アフリカなど「新世界ワイン」の中でも
ひときわ存在感を示す、「オーストラリアワイン」。

最近では、日本でもたくさん見かけるようになりましたね。

今日は、オーストラリアワインについてご紹介します。

急激に発達を遂げる、オーストラリアワイン

オーストラリアでワイン造りが始まったのは、1788年のシドニーからでした。

オーストラリアは近年急激に生産量を増やしており、
1995年から2005年までの10年間で、なんと280%もの伸びを記録しているほど。

輸出量も大幅に増加し、1983年に0.9万キロリットルだった輸出量は
2012年には71.2万キロリットルと、30年で約80倍になりました。

輸出市場のシェアでは、イタリア、スペイン、フランスに次いで世界4位になり
イギリス、アメリカ、カナダ、日本などで急激にシェアを伸ばしてきました。

特にイギリスでは、現在最も多く輸入されているのは、
フランスワインではなくオーストラリアワインなのです。

主要産地と気候

オーストラリアのワイン産地は、国土の南半分(比較的涼しい場所)に集中しており
南オーストラリア州、ニューサウスヴェールズ州、ヴィクトリア州の3週で
全体の95%が生産されています。

全般に気候は温暖で乾燥しています。

主要なブドウ品種

アメリカ同様、フランス系の有名品種が全域で栽培されています。

なかでも象徴的な品種は「シラーズ」で、
オーストラリア最大の栽培面積を有しています。

オーストラリアのシラーは、収穫を遅らせより熟したシラーから造るスタイルが主流です。
そのためアルコール感、甘み、タンニンのいずれもしっかりとしていて、
とても力強いワインになります。

複雑な香りと力強い味わいながらも、
果実味豊かで、シルキーで繊細な口当たりがとても官能的でもあります。

シラー100%のワインもありますが、カベルネとブレンドされることも多い品種でもあります。

シラーズ以外には、やはりカベルネソーヴィニヨンの人気が高いのですが
メルロー、ピノノワールなども栽培されています。
白ワインでは、シャルドネのほか、辛口のセミヨンやリースリングがあります。

まとめ

最後に、オーストラリアには約2300社のワイナリーがありますが
全ワイン生産量の8割を、大手ワイナリー20社が生産しているという
寡占状態にあります。

こうした大手ワイナリーグループは、国中に広大な畑を有し
何百キロも離れた場所にある複数の産地から、冷蔵トラックでブドウを運んでは、
ブレンドして大量のワインを造っています。

こうした大手のワイナリーが作るワインは、
規模の利益によって製造コストが抑えられるため、価格競争力が強くなります。

また、大手ならではの巧みなブランドマーケティングも功を奏して
世界中の市場で受け入れられています。

ブドウ畑においても、合理的な運営がなされています。
農業地帯が広大で、作業者を確保にしにくいオーストラリアでは
ブドウ栽培を機械化せざるを得ず、これはコストを抑えるのにも役立っています。

とはいえ、オーストラリアワインは大手ワイナリーだけではありません。
生産量としては微々たるものですが、多数の小規模ワイナリーが
個性豊かで高品質なワインを造っています。
小規模とは言えども、技術的には高い水準のワインづくりがなされています。

比較的手頃な値段で手に入る大手のオーストラリアワインもいいですが
お気に入りの小規模生産者を見つけるのも楽しいですよ!

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