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フランスと並ぶ、ワインの2大銘醸地「イタリア」

今日のディナーはピザやパスタ。
そんな時に合わせたいのは、やはりイタリアワインですよね!
今日は、フランスと並ぶワインの2大銘醸地「イタリア」ワインの基礎知識をご紹介します。

土着品種多数!その個性が面白い

イタリアは、地中海に突き出た半島の国で、南北1200キロメートルにわたるブーツ型をしています。
生産量、栽培面積ともにフランスとほぼ同じで、質と量を兼ね備えたワイン生産国の一つです。

全部で20州からなり、そのすべての州でワインが造られています。
またブドウの固有品種も多いため、ワインの種類は非常に多岐に渡っています。

さらに、ワイン名は一般的には産地名が多いですが、
イタリアでは品種名や歴史や物語からとったものだったりといろんな種類があります。
ですので、ラベルを見ればおおよその内容が分かるフランスワインに対し、
イタリアワインはラベルを見てもよく分からないものが多くあります。

しかも、作り手の個性が強いので、同じ品種や産地でも全く違う味わいになることも。
そのため、イタリアワインが分かりにくいと敬遠される一方で、
そのおおらかな自由さが好まれてもいるのです。

安価なワインを大量生産していた国

実はイタリアは、昔は安価なワインを大量に生産する国でした。
普段の食事と楽しむ飲み物として日常に根付いていたため、
そこまでこだわって高品質なものを作る必要がなかったのでしょう。
長い伝統とすぐれたポテンシャルを持ちながらも、高級ワインと呼べる銘柄はごく一握りで、
それらもほぼ国内だけで消費されていました。

しかし、1970年代から国内での需要が落ち込み始めると、
それまで安いワインを大量生産していた生産者たちも、少量高品質の方向性に向かい、
輸出市場にも目を向け始めました。
イタリア各地で、ブドウ栽培やワイン醸造を大きく変革し、高品質のワイン産地へと
急激に生まれ変わっていったのです。

伝統派 vs 革新派

もともとイタリアの伝統的な作り方では、オークの大樽で数年にわたる長期の熟成をさせ、
かなり熟成が進んでから瓶詰されていました。
このように作られたワインは、比較的若いうちから色が淡く、まろやかで優しい味わいになります。

そこに、フランス式のオークの小樽で短期間熟成させるという醸造技術が入ってきました。
このフランス式で造られた赤ワインは、色が濃く果実味も豊かで
アメリカなどの海外市場で受け入れやすい味であったため、
広く普及し、今やイタリア全土に広がっています。

一時、イタリアンのワイン生産者は、伝統を守ろうとする守旧派と、
積極的に新技術や外来品種を用いる改革派に分かれ、両者は激しい論争を繰り広げていました。
ただし近年は、両方のよい部分を巧みに取り入れた生産者が増え、
伝統対革新の議論は収まりつつあります。
イタリアンのワイン法も、かたくなな伝統保護から
新技術、外来新種への門戸開放へと徐々にシフトしています。

ワイン法、上下関係の混乱も

イタリアワインには、フランスのAOCにあたる「DOC」という格付けが用いられています。
4段階のピラミッドになっていて、最上位の「DOCG」と「DOC」が高級なものとされています。
その下の「IGT」と「Vino」は、日常的に飲まれるいわゆるテーブルワインとされていますが
ものによっては非常に高価なものもあり、「スーパーIGT」などと呼ばれています。

まとめ

いかがだったでしょうか。
イタリアといえばワイン王国のイメージなので、
昔から美味しいワインを造っていたのかと思っていましたが、
実はあまりにも日常的に飲んでいたので、安価で質の悪いワインも多かったというのは意外ですね。

でも今は、名実ともにフランスと並ぶワインの二大銘醸地になりました。
イタリアワインは、聞いたことのないブドウ品種と出会えたり
お気に入りの生産者を見つけたりする楽しみがあります。

ワイン単独よりも、料理と合わせて楽しめるのもイタリアワインの特長です。
高級レストランもいいですが、肩の力を抜いてみんなでワイワイと盛り上がる
ホームパーティーにもおすすめです。
イタリアワインで、楽しいひとときをお過ごしください!

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