ゆで豚の中華風
爽やかな味わいなのにパンチがある、何て食べ物が食べたくなる時ありますよね。疲れている時やちょっと刺激が欲しい時など、美味しいけれど優しい和食が満足できないという日はあるものです。
そんな時、おすすめのが中華料理です。とはいえ、ワイン好きの方にとってみて中華料理は合わせるのが難しいと思われがち。
とはいえ、フランスなどは中華料理店が多くあり、そこでは多くの方がワインを飲んでいるのですからワインは中華に合わないということは無さそうです。
自宅で作れて上記の条件を満たす料理というと、ゆで豚の中華風をおすすめします。豚肉は日本人にも馴染み深い食材ですし、サッパリと茹でることでクセも抜け爽やかな味わいを楽しめます。
中華風のドレッシングをかけるだけで、バランス良く刺激ももらえるのでおすすめ。ワインとの相性もなかなかのものです。では早速ここでは、ゆで豚の中華風のレシピとそれに合うワインを紹介していきましょう。
ゆで豚の中華風のレシピの2人分の材料
このレシピはとっても簡単で、手軽に出来てしまうところが魅力です。何といっても、豚肉を茹でるだけですから。
しかし、ここで大切なのは豚肉の茹で方です。さらには、今回はドレッシングを中華風にするためそちらに手を込ませます。ドレッシング自体は応用も効くので、作り方は覚えておくと後々便利でしょう。
豚肉バラ 300g
サンチュ 3枚
水 適量
ネギ 1/2本
生姜 4片
酒 1/4カップ
醤油 大さじ1杯
中華スープ 大さじ2/1杯
砂糖 大さじ2/1杯
ごま油 適量
胡麻 適量
豆板醤 適量
にんにく 1/2片
ゆで豚の中華風の作り方
ゆで豚の中華風で大切なのは、豚肉のバラの塊を使うことです。切ってあるものを使用しても問題はありませんが、やはり肉汁を楽しみたいので塊の方が旨味がしっかりと残ります。
できるだけ、豚肉の塊を用意していただけると幸いです。さて、先ず鍋にたっぷりの水を入れます。
酒とネギ、生姜の薄切りを入れてしっかりと沸騰させていきます。ここに豚肉の塊を入れてじっくりと弱火で1時間は煮ていきましょう。
アクが良く出てくるため、アクをしっかりとすくいながら様子を見て行きましょう。次にニンニクをみじん切りにしていきます。
醤油に穀物酢、中華スープに砂糖、ごま油、胡麻、豆板醤、をボールに入れてスプーンなどでしっかりと混ぜ合せます。
タレには豚肉を似ている茹で汁を加えても良いでしょう。より一層、深みが出るのでおすすめです。豚肉が茹で上がったら冷まし、薄切りにしていきます。
厚みはご自由ですが、食べやすい大きさに切っておくと盛りつけした時にキレイです。皿にサニーレタスを敷いて、豚肉やネギを盛りつけ中華タレをたっぷりかけたら完成です。
ゆで豚に合うワイン
ゆで豚というとサッパリしていることもあり、白ワインに合わせたくなるものです。しかし、実は中華タレや豚肉の脂をじっくりと味わうこの料理の場合、チョイスしたいのは赤ワインです。
オーストラリアの力と果実実のある、カベルネソーヴィヨンとシラーをアサンブラージュしたものは特におすすめです。
樽熟成を行うオーストラリアの赤ワインは、豚肉の持つ力を最大限引き出してくれますし、タレとも好相性。熟成年数が高いものなどはより一層美味しくマリアージュするので、余裕がある方はお試しになっても良いかもしれませんね。
まとめ
ゆで豚はサクっと出来る割には相当ボリュームもあり、メインのおかずになってくれる食卓の救世主です。
今回はワインとの相性をメインにしましたが、ご飯のおかずとしてもぴったりな料理ですよね。もちろん、ワインともばっちりですのでおつまみとして使うこともできます。
ゆで豚の特徴としては、しっかりと火を通さなければなりませんが固くしすぎないことです。肉汁がしっかりと噛んだら出るような展開にしていくことが、ワインの持つポテンシャルとのマリアージュを楽しめるコツです。
スパイシーでパンチのある赤ワインとの相性も良く、週に1度は試したくなる味わいです。ぜひ、中華とワインも食卓で日常的に合わせてみてはいかがでしょうか。