マッシュルームのオイル煮
洋食で人気の食材のひとつといえば、マッシュルーム。可愛らしい形と他のキノコ類には無い味わいと食感が楽しめる人気の食材です。
サラダにしても良いし、そのままガーリックオイルでソテーしても良いし、カレーやピラフなどにもぴったりです。
とにかく使い勝手の良さが際立つマッシュルームですが、このマッシュルームを主役にしたワインのおつまみが作れると周囲の評価がぐっと変わるはずです。マッシュルームの特性を活かして、今回は自宅でも簡単に作れてしまうマッシュルームのオイル煮のレシピを紹介しましょう。
洋風な味付けなのですが日本人の舌にも合いやすい定番料理ですので、ぜひ覚えておいてワインとのマリアージュをお楽しみください。
マッシュルームのオイル煮の2人分の材料
マッシュルームのオイル煮といえば、近頃日本でも流行っているバルの定番おつまみ。
タパスという言葉でも表現されていますが、要するにおつまみですよね。今回はたっぷりのオリーブオイルを使いますので、できればオイルだけは上質なものを。
エクストラバージンオイルも近頃ではさまざまな種類が手に入るようですし、贅沢をこんなところでしても良いかもしれません。
また、マッシュルームは沢山入れた方が味わいが出るため、無理に大振りのものをチョイスする必要はありませんよ。
マッシュルーム 2パック
ニンニク 5片
鷹の爪 1本
塩こしょう 適量
パセリ 少々
エクストラバージオイル 3/1カップ
ベーコン 3枚
マッシュルームのオイル煮の作り方
マッシュルームをパックから出し、水洗いした後、石づきをしっかりと取っておきます。そして、薄過ぎない程度に切っておきましょう。
大振りに切ったり、小さいマッシュルームであれば石突きを取ってからそのまま直接でも良いでしょう。とにかく、自分が食べやすく美味しく感じる大きさであればマッシュルームは問題ありません。
次に小さめの鍋にオリーブオイルを入れます。ニンニクは薄切り、鷹の爪は輪切りにしてたっぷりとオリーブオイルで炒めます。この時、あまり強火だと焦げてしまうため弱火でじっくりと焼きます。
オリーブオイルからやや泡が立ってきたら、マッシュルームを入れます。マッシュルームに火が入りだしたらここでベーコンを投入。薄切りでも厚みのあるものでも構いません。弱火でじっくりと熱を加えて行き、最後に塩こしょうで味付けをします。
パセリを振りかけて完成ではあるのですが、最後にオリーブオイルをひとかけ、さらには白ワインを先に入れるなどアレンジはさまざまです。最後のオイルはバケットなどのパンに付けながら食べると、とにかく美味しいのでおすすめですね。
マッシュルームのオイル煮に合うワイン
オリーブオイルとニンニク、爽やかなマッシュルームの香りが白ワインと相性抜群です。
特におすすめしたいのが、ブルゴーニュのコートドニュイ地方の白ワインやイタリア・ラツィオ州のフラスカーティ系のワインです。
こちらは、濃厚でバターの香りも感じられるため、強めの味わいとマッチングします。マッシュルームとベーコンの濃厚な味をさらりと流し、広げてくれる白ワインです。
まとめ
マッシュルームのオイル煮というと、非常に手間がかかり面倒というイメージがあるでしょう。
レストランなどでしっかりと供されるような、格式の高い料理のイメージは仕方ありません。ただ、マッシュルーム自体はとても馴染み深いキノコですし、スーパーマーケットなどでも手軽に手に入れることができるキノコです。
手間もかからずに、実はサクっと作れて簡単なのです。
白ワインであれば何でも合いますが、やはり濃厚さのある2年以上は熟成した白ワインがベストマッチということは間違いありません。
美味しい白ワインを持ち寄った時、マッシュルームを使った料理は友人たちもきっと喜んでくれる絶品料理ですので、ぜひ億劫にならずにお試しください。