シンプルポテトサラダ
ワインと合わせる料理となると、おしゃれなイタリアンとかフレンチ、手の込んだ洋食などと気構える方が多いと思います。
確かに、素敵なレストランやバール、洋食屋さんなどで家庭ではなかなか作れない料理とワインのマリアージュが楽しめます。
ワインを購入したもののなかかな普段の食事と合わせにくい、というのが本音でしょう。しかし、それは我々日本人の思い込みであり、日本人の食卓に頻繁に登場する“アノ”料理とも相性はバッチリなのです。
そのアレというのが、ポテトサラダ。居酒屋の定番メニューとかお弁当の付け合わせと思われている方は、ワインとの相性を確認したら考えをきっと変えてしまうはず。
さぁ、ここではそんなポテトサラダのレシピとワインとの相性をチェックしていきましょう。
ポテトサラダの2人分の作り方と材料
今でこそポテトサラダはさまざまな作られ方や個性的な材料が使われています。
とはいえ、あまりにも奇をてらったポテトサラダでは、一度作ったら次作れるのは何年後か分かりません…。
ワインに合うポテトサラダも王道ポテトサラダで何ら問題はありません。ここでは、シンプルなポテトサラダにちょっとだけアクセントを付けた材料を紹介します。
じゃがいも 2個
玉ねぎ 4/1個
にんじん 4/1本
きゅうり 3/1本
プレスハム 4枚
塩こしょう 適量
マヨネーズ 大さじ6杯
オリーブオイル 大さじ1杯
ポテトサラダの作り方
ポテトサラダで難しいのが、どうやってホクホクのジャガイモを作るべきかでしょう。実はとっても簡単にジャガイモに火を通すことができる方法があります。それが、電子レンジです。茹ででも良いのですが後片付けが面倒という方もいますよね。
一度、水で洗ったジャガイモをラップで軽く包み500Wで7分ほど加熱してください。これで十分に火が通りますので、取り出した後に皮を剥いていきましょう。ちなみに、相当熱いので注意してくださいね。
さらに、ここで肝心なのが皮を剥いた後のじゃがいもをすぐさまボールの中でマッシュしてください。固くなると上手にまとまらないのです。
さて、付け合わせの材料でもある玉ねぎとニンジンも同様にざく切りにして、ラップをかけて500wのレンジで2分ほど加熱してください。お湯で茹でるより甘みがアップしますし、栄養も外に流れ出ないので一石二鳥です。
そして、キュウリは一度輪切りにしたら冷水で引き締め。これでシャキシャキ感が保てます。そして、ハムは贅沢に4枚を短冊切りにして、材料をマッシュしたポテトの入るボールへ投入。
粗熱が取れたらマヨネーズを投入し、しっかりと混ぜ合せます。最後に塩こしょう、そしてオリーブオイルを混ぜ合せて完成。ちょっと多めに作っておいて、お弁当のおかずにしても良さそうです。
ポテトサラダに合わせるワインは?
ポテトサラダに合わせるワインは、軽めがおすすめです。赤ワインなら、ブルゴーニュ地方のガメイ種を使ったワイン。
果物の香りが特徴的ですし軽いのでポテサラの淡泊な味わいにぴったりです。また、若いフレッシュなシャルドネを使った白ワインもおすすめです。
スパイシーな胡椒の香りとマッチングしたり、重厚感のあるポテトの食感にキレイに洗い流せます。ぜひ、お試しください。
まとめ
ポテトサラダは箸休めのおかず、居酒屋のお通しというイメージがある方はワインと合わせると考えが変わります。普段、発泡酒などで合わせている方であれば、ワインとの立派な大人のおつまみとして変貌するポテトサラダに驚くでしょう。
気持ち、軽めの赤ワインは普段飲みに最適です。さらに、赤ワインの中には冷やして美味しいものも多くそういったものに関しては、冷たいポテトサラダもかなりいけるのです。
定番をベースに、ハムをコンビンーフに変化させたりしても面白いかもしれません。肉類だけでなく、サバなどを入れて白ワインとあわせても楽しいですね。
ぜひ、定番の組み合わせだけでなく、楽しみながらポテサラとワインと合わせてみてくださいね。