みんなが大好きなスペアリブのローストを作ります。しょう油ベースにマーマレードジャムを加えたマリネ液に一晩漬け込みます。甘じょっぱい味で何個でも食べれてしまいます。漬け込んでおいたマリネ液も火を通して煮詰め、ソースにします。
材料 4~5人分
・スペアリブ 1kg
・ニンニク 1片
・しょう油 大さじ5
・酒 大さじ2
・マーマレードジャム 大さじ2
・サラダ菜(お好みで) 適量
作り方
- スペアリブの下処理をする。水気をキッチンペーパーでしっかり拭き取る。
- お肉がついている反対側にある薄皮に縦に筋を入れておく。
- スペアリブを密閉できる袋に入れ、すりおろしたニンニク、しょう油、酒、マーマレードを加え、一晩冷蔵庫で漬け込む。
- オーブンを180℃に予熱する。
- 天板にクッキングシートをひき、くっつかないようにスペアリブを並べる。
- 180℃のオーブンで40分ローストする。20分経ったらひっくり返して再びオーブンに入れる。
- スペアリブを漬けておいたマリネ液を小鍋に入れ、中火にかける。
- 沸いたら弱火にし、半量になるまで煮詰める。焦がさないように注意する。
- お皿にサラダ菜をひき、ローストしたスペアリブをおく。
- 煮詰めたソースを回しかける。
この料理に合わせるワインは…
この料理は醤油を使っていて日本人好みの味付けになっています。そこでぜひ合わせて頂きたいのが日本で作られた赤ワインです。ミディアムボディのタイプがおすすめで、醤油の香ばしい香りによく合います。新潟で作られているメルロー種の赤ワインはちょうどいいボリュームで色の濃いベリーやブラックチェリーをイメージさせる香りが特徴です。酸味と果実味のバランスもいいです。
日本のワインの歴史
日本でワインが作られ始めたのは実は明治時代です。意外と歴史があることに驚く方も少なくないのではないでしょうか。日本のワインの産地として有名な山梨県で生産が始められました。明治維新により日本の西欧化が進み、その中でワインの生産も始められました。当時は甘味葡萄酒といわれ、非常に甘味の強いワインが市場で人気でした。徐々に本格派のワインが登場するようになり、甘味葡萄酒の人気を追い抜いたのは70年代のことでした。現在では生産技術も非常に向上し、各国で賞を取るようなワインも作られるようになってきました。
スペアリブは脂身と赤みのバランスがよく、人気の部位です。醤油の甘辛い味付けは子供から大人まで幅広く好まれます。薄皮に縦に切れ込みを入れておくことでお肉を骨から外しやすくなります。ほんの一手間ですが、やっておくと非常に食べやすくなりますので試してみてください。今回はオーブンでローストしましたが、多めのマリネ液でつけた後じっくりと鍋で煮込んでも柔らかくなりとても美味しいです。オーブンでローストすると香ばしさが加わるので、飽きることなく食べることができます。ただし、醤油や砂糖を含んだマーマレードを使っているので非常に焦げやすいです。なるべくマリネ液はローストする際に垂らしてしまわないようにしましょう。鍋に入れて別にソースとして仕上げることをおすすめします。