帆立とブロッコリーのカレー風味グラタン
クリームソース系の料理を作ろうと思った時、基本的に合わせることが多いのが、白ワインです。ブルゴーニュ地方のシャブリを使った白ワインは、どこかバターのような濃厚さも感じられるため、こういったクリームソース系などに良く合います。
しかし、クリームソースは絶対に白ワイン、と決めてかかるのも面白みがありません。赤ワインだって、必ず合わせられるはずなのですが、どうも先入観で白ワインに手が伸びがちなのです。
実は、グラタンのような濃厚さが決め手の料理は赤ワインの方が良かったりします。今回、ここでは帆立とブロッコリーのカレー風味グラタンを紹介していきあす。ちょっとした工夫でいつものグランタンが、ぐっと美味しくなります。ぜひ、参考にしてみてください。
帆立とブロッコリーのカレー風味グラタンの2人分の材料
帆立とブロッコリーのカレー風味グラタンのポイントとしては、ペンネとカレー風味というところでしょう。
カレーの風味とどっしりとした食べ応えというのが、案外赤ワインには必要だったりします。
力強い味わいを作るこで、お腹も心も満足することができるのです。また、帆立を使うことにより、自然の旨味もじっくりと出てくるので一石二鳥。ご友人が訪れた時のおつまみなどにも最適ですので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
ホタテ貝 200g
玉ねぎ 1/2個
ブロッコリー 1/3株
黒胡椒 適量
チーズ お好み
バター 50g
ペンネ 100g
ホワイトソース 150ml
カレーパウダー 適量
帆立とブロッコリーのカレー風味グラタンの作り方
帆立とブロッコリーのカレー風味グラタンのコツとしては、まず先にブロッコリーは下茹でしておく、玉ねぎはクシ切りにしておくことが肝心です。火が通りやすく、安心して作ることができます。
また、グラタンを作る時にペンネがくっついてしまうことがありますが、軽く茹でてオリーブオイルを絡めておくと、くっつきにくくなるのでおすすめです。ぜひ、覚えておきましょう。
さて、帆立とブロッコリーのカレー風味グラタンの作り方を紹介していきましょう。まず、フライパンにバターを入れてゆっくり溶かして行きます。
バターが多ければ多いほど、赤ワインとの相性は良くなります。次に帆立がキレイに色づくまで焼き、胡椒を振った後に皿へと取り出します。次にバターまた温めて溶かし、玉ねぎを入れてしんなりするまで炒めます。
ソースをゆっくりと伸ばして行くように熱を入れていきましょう。塩でアジを整えたら、下ごしらえをしたペンネとブロッコリーを入れて、絡めて軽く混ぜ合せていきます。
これを耐熱皿へと流し入れ、カレーパウダーとチーズをお好みでかけていきます。トースター、またオーブンでチーズに焼き色がついたら完成です。先に火入れをしているので、安心して食べることができるのがポイントですね。
この料理に合うワイン
白ワインでも良いのですが、おすすめはコートデュローヌの赤ワイン。シラーをベースとしている、黒胡椒のスパイシーな香りのある赤ワインがおすすめです。
濃厚なグラタンだからこそ、甘めのワインが良いイメージですが、胡椒風味のピリっとしたスパイシーさがカレー風味とは相性抜群です。大人なマリアージュが楽しめるので、とってもおすすめですよ。
まとめ
グラタンと赤ワインは想像しにくいですが、とっても相性が良い組み合わせです。シラー系であれば、コートデュローヌ、オーストリアの品質が高いのですね。
ニューワールド系のシラー種も美味しいのですが、やや果実味があるのでどっしりとした味わい。フランス産のものはエレガントな酸味も楽しめる上に、やや個性的なクセもあります。
そのため、単独で飲まれるよりはホタテのようなクセのある貝類との組み合わせがおすすめです。
グラタンというと、手間がかかって面倒というイメージがあります。とはいえ、材料を器に入れてあとはオーブンで焼いて行くだけで手軽にできてしまうので簡単なのです。
ご友人、ご家族に腕をふるいたい時にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。