簡単本格パエリヤ
今日は炊き込みごはん、と聞いただけで心がウキウキした経験はないでしょうか。五目炊き込み、魚介炊き込み、たけのこご飯、しめじご飯…。とにかく、お米が大好きな日本人にとって炊き込みごはんは単なるごった煮飯ではなく、ご馳走です。
そんな炊き込みご飯でワインを楽しむであれば、もうスペイン名産のパエリヤしかありませんよね。
とはいえ、パエリヤって異様に難しくて面倒だから自宅では不可能、と思われている方も多いと思います。確かに、ちょっと材料を揃えるのが大変かもしれません。しかし、食材さえ揃ってしまえばこちらのもの。
フライパンひとつで手軽に作れてしまうのですから驚きです。ここでは、自宅で簡単に作れるパエリヤのレシピとそれに合わせたいワインについてを紹介していきます。
ぜひ、参考にしてパーティーや週末の食卓を彩ってみてはいかがでしょうか。
簡単本格パエリヤの3人分の材料
パエリヤで大切なのは、煮詰め過ぎぐらいが丁度良いということです。水分が残り過ぎてベチャっとしてしまうと、折角のパエリヤの良さが半減してしまいます。
また、アサリや海老、イカといった魚介類は忘れないこと。出汁がたっぷり出るので、化学調味料に頼る必要なく美味しく仕上がります。
下ごしらえが大変かもしれませんが、ウキウキ気分でお気に入りの音楽でもかけながらすると楽しめますよ。
お米 無洗浄タイプ 150g
白ワイン 適量
あさり 100g
いか 60g
むきえび 60g
パプリカ 赤と緑を1つづつ
鶏むね肉 100g
にんにくのみじん切り 5g
オリーブオイル 40g
かつお出汁 4g
コンソメ 5g
桜えび 20g
サフラン 適量
簡単本格パエリヤの作り方
フライパンにオリーブオイルを入れて熱します。刻んだニンニクを入れて香りを立たせます。強火では無く、弱火を使うと焦げ付かず良いでしょう。
香りが立上がってきたら、鶏を皮目を下にして強火でパリっとなるまで炒めます。やや焼き目がついたところで、あさりやイカ、むきえび、パプリカを全て投入してしまってください。具材がやや白っぽくなった頃合いを見計らい、火が通ったことを確認したら米を入れて白ワインを加えて行きます。
ワインのアルコールが沸騰して飛んでいったら、だしの素とチキンコンソメを溶かしたスープ、桜えびにサフランを加えて強火のまま一気に沸騰させていきます。
強火を保ったまま、米がうっすらと透けてきたらフタをしめて中火にしていきます。ここで強火にしてしまうと焦げ付きが目立つので注意しましょう。
そして、15分程度経過した後、強火にして30秒で完成です。大皿に盛りつけて、豪快にみんなで楽しみましょう。
パエリヤに合うワインとは?
パエリヤといえばスペインの料理ですし、合わせたいのはスペインの白ワインでしょう。手軽なところにいくと、ラ・マンチャのアイレン種やカバなどのスパークリングワインも相性抜群です。
また、プリオラトというスペインの注目産地は、モダンなワインを作っておりクセが少ないため、赤ワインであってもパエリヤには合いやすくおすすめ。
また、アメリカのシエラフットヒルズで有名なジンファンデルのロゼワインも抜群の相性ですね。白、ロゼは温度を結構下げて楽しんでしまっても何ら問題はありません。ぜひ、お試し下さいね。
まとめ
パエリヤというととても難しく、素人には到底手が出せない…と、思われがちです。しかしながら、パエリヤは手間もそこまでかからず、材料をフライパンに入れるだけで完成してしまいます。
材料を集めるのは大変ですが、実際には貝類とイカ、たこ、海老の類いがあれば必ず美味しくつくれてしまうのでおすすめです。
そして、魚介ですので白ワインがおすすめです。スペインの料理ということで、スペインのワインで合わせるのが鉄則です。
もちろん、甲州種やシャブリもおすすめですので使い分けても楽しめます。
気軽に美味しく、そして楽しく。パーティーなどでワインと料理を楽しむ際には、このキーワードは忘れてはなりませんね。
パエリヤにぜひ、挑戦してください。