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野菜丸ごと「トマトファルシ」

トマトの中心をくり抜き、そこにひき肉を詰めてブイヨンで蒸し焼きにする料理です。くり抜いた中身もひき肉に混ぜ込んで、無駄の出ないようにします。ブイヨンがしみ込んでジューシーに仕上がります。

材料       4人分

・トマト(大)         800g
・合挽きひき肉         150g
・タマネギ           125g
・卵              1個
・パン粉            大さじ2
・塩こしょう          適量
・ナツメグ           適量
・水              適量
・ブイヨンキューブ       1個
・タイム            2枝

作り方

  1. トマトのヘタとおしりの部分を平らに切り落とし、座りをよくする。
  2. スプーンを使ってトマトの中身をくりぬく。
  3. タマネギをみじん切りにする。
  4. 合挽きひき肉にタマネギ、卵、パン粉、くり抜いたトマトと刻んだタイムを加えこね混ぜる。
  5. 塩こしょうで味を調え、ナツメグを加える。
  6. オーブンを180℃に予熱する。
  7. トマトのくり抜いた部分に5を入れる。
  8. お湯を沸かし、ブイヨンキューブを溶かし入れブイヨンスープを作る。
  9. バットにトマトを並べ、ブイヨンスープを注ぎ入れる。
  10. 180℃のオーブンにバットごと入れ、10~15分入れる。
  11. 途中、ブイヨンを何度かかける様にして火を通す。竹串をさしてみて透明の煮汁が出てくるようになったら出来上がり。

この料理に合わせるワインは…

南仏で作られている赤ワインをおすすめします。強い日差しのもとで育ったブドウで作った赤ワインは力強く、しっかりとした骨格を持っているのが特徴です。強い香りとなめらかさのバランスがよく飲みやすい一本に仕上がっているものが多いです。郷土料理との相性が非常によく、トマトファルシも例外ではありません。

野菜がより美味しくなる「ファルス」

肉や野菜、魚などにほかの食材を詰めて調理したものを「ファルス」と呼びます。日本ではピーマンの肉詰めが人気ですね。あれもファルスの一つと考えられます。もともとは狩猟で得た肉、ジビエから始まったと言われています。例えば、有名なものにウズラの内臓を取り出したところに、豚のミンチ肉を詰めた料理などがあります。その歴史は古く、ローマ時代から食べられていました。
トマトファルシは南仏でとてもポピュラーな料理です。南仏はその温暖な気候から野菜が豊富にとれます。夏になると旬を迎えたトマトやズッキーニ、ナスなどの夏野菜にひき肉を詰めてファルスを作ります。街の至る所でお惣菜として売られていたり、家庭でもよく作られる料理です。美味しい夏野菜に肉汁とブイヨンがしみ込んでとてもジューシーです。野菜が丸ごと食べれるのもうれしいですよね。
最初に切り取ったヘタの部分を蓋のようにして、ちょこんと乗せるのもかわいいです。いろいろな野菜で作ることが出来ますが、それぞれ火の通る時間が変わってくるのでその点には気を付けて下さい。火の通りやすい物は早めにオーブンから取り出すなどして工夫してください。また、火を通すと肉が縮みます。少し詰めすぎたかなと思うくらいにたくさん詰め込んでください。量が少ないとスカスカになってしまい悲しい出来上がりになってしまいます。

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